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NEWS REPORT

希望を胸に新しい世界へ

2011年度卒業式・学位授与式、入学式を挙行

スポーツ功労者が贈られた宮城淳氏(右)

 3月25日・26日の2日間、2011年度学部・芸術学校卒業式、大学院学位授与式が執り行われ、12,345名が巣立ちました。当日は天候にも恵まれ、スーツ姿のほか、色とりどりの振り袖や袴に身を包んだ卒業生やご家族の笑顔でキャンパスは華やいだ雰囲気に溢れました。鎌田総長は、「本日、早稲田大学校友の一員となられた皆さんが、建学の精神をさらに発展させ、世界の平和と人類の幸福を実現するため、終生努力してくださるものと確信しています」とはなむけの言葉を贈り、その前途を祝福しました。

 また、4月1日・2日の2012年度入学式には、学部生・大学院生あわせて13,496名を新たに迎えました。新しい環境への期待と不安を胸に式に臨んだ新入生たちに、鎌田総長は「主体的にできるだけ多くの経験を重ねながら、ぜひ幅広く深い教養と豊かな人間性を育んでください」と激励しました。

 1日の学部入学式では、スポーツの振興に顕著な功績のあった校友に贈られるスポーツ功労者表彰および学界を先導する卓越した研究業績を挙げ、社会的に極めて高い評価を受けた本学の元専任教員を称える栄誉フェローの贈呈もあわせて行われました。

 スポーツ功労者の日本テニス協会顧問・宮城淳氏(1955年第一商学部卒)は、競技力で戦後の日本人に勇気を与えるとともに、後進の育成や地域社会のスポーツ発展に尽力および本学への永年にわたる多大な貢献が賞されたものです。また、栄誉フェローはこれまでに、河竹登志夫、清水司、池原義郎、竜田邦明の各名誉教授に贈られており、今回は毛里和子名誉教授(元政治経済学術院教授)への贈呈となりました。

栄誉フェローを贈られ挨拶する毛里和子名誉教授

総長から学位記を授与される卒業生

新入生と家族でにぎわう早稲田キャンパスの様子