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NEWS REPORT

長年の研究・貢献に栄誉

文学学術院の2教授が伝統ある賞を受賞

上野和昭教授に新村出(しんむらいずる)賞

上野教授(左)と新村博士の写真をもつ堀井令以知・新村財団理事長

 上野和昭文学学術院教授が、著書『平曲譜本による近世京都アクセントの史的研究』(早稲田大学出版部)で今年度の新村出賞を受賞し、11月23日に京都市内で授賞式が行われました。

 同賞は、日本の言語学の草分けであり『広辞苑』の編著者、文化勲章受章者としても知られる故新村出氏の功績を記念するもので、氏の手稿や収集図書・資料の整理保存および公開などを担う新村出記念財団が、国語学(日本語学)や言語学に多大な貢献をした研究者や団体に対して1982年から授賞しています。本学では過去に、秋永一枝名誉教授も受賞しました。

 上野教授は「これを励みとして、さらなる研究に取り組む所存です」とコメントを寄せました。

大髙保二郎教授に会田由翻訳賞

大髙教授(左)と鼓直日本スペイン協会理事長

 長年のスペイン美術史研究と一般への紹介、後進の育成が評価され、大髙保二郎文学学術院教授に会田由翻訳賞が贈られました。

 同賞は、財団法人日本スペイン協会が、「ドン・キホーテ」の日本初の完訳者であり、日本のスペイン文化研究の先鞭をつけた故・会田由氏を記念して1975年に創設したもので、優れたスペイン語訳・日本語訳の訳者に贈呈される歴史ある賞です。大髙教授の翻訳では、画家ゴヤの書簡・文書を集めた注釈書『ゴヤの手紙』(岩波書店)が代表的です。

 11月29日に財団ホールで行われた授賞式で、同教授は「若い人たちがこのような授賞もあることを励みに、さらに研究・翻訳に頑張ってほしい」と挨拶しました。