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高品質な家庭用ビデオカメラなどに期待

低消費電力の次世代ハイビジョン用ビデオ復号LSIを開発

開発したチップ

 理工学術院(情報生産システム研究科)の後藤敏研究室は、上海交通大学のペイリン・リュ研究室と共同で、世界に先駆けて次世代フルハイビジョン(4096×2160対応)向けのH.264復号LSIを低消費電力で実現することに成功し、6月18日に米国で開催されたVLSIシンポジウムで成果発表しました。

 ビデオは、そのままのデータはサイズが極めて大きいために、1/10~1/20程度の圧縮処理を行い、転送後、伸張処理でデータを復元することが行われます。ハイビジョン用ビデオは家庭用ビデオレコーダにおいて広く使われてきており、圧縮方式としてMPEG2と呼ばれる世界標準規格が使われてきましたが、圧縮度約2倍に向上させたH.264規格が登場。極めて低消費電電力で回路規模の小さなLSIを開発できたことで、高品質な家庭用ビデオカメラなどのマーケット開拓が期待できます。