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NEWS REPORT

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクトに選定

理工学術院の教員・学生が宇宙に挑む

一辺約10cm、重さ約1kgの「WASEDA-SAT2」(JAXA提供)

 鳥居祥二理工学術院教授提案のミッションが、国際宇宙ステーション実験棟「きぼう」での第2期船外実験に選定されました。同ミッション「高エネルギー電子、ガンマ線観測装置」は、宇宙線中の高エネルギー電子線・ガンマ線等の観測により宇宙電子の起源、暗黒物質の探索や宇宙線の加速・伝播機構の解明、宇宙線強度の変動をモニターするものです。打ち上げは2013年度を想定。装置はJAXAが開発した宇宙ステーション補給機HTVで「きぼう」に運ばれ、宇宙飛行士の操作するロボットアームによって設置されます。

鳥居教授がミッションリーダーを務める観測装置CALET概要図

 一方、宮下朋之教授・山川宏教授両研究室の学生たちが主体となって設計・開発した小型衛星「WASEDA-SAT2」が、JAXAによる相乗り衛星公募4機のひとつに選ばれ、5月21日、金星探査機「あかつき」とともに種子島宇宙センターから打ち上げられました。現時点では宇宙空間での実験は成功に至っていませんが、構体・熱制御・電源・通信・データ処理等々に全力を尽くしてきた学生たちには次につながる大きな経験となることでしょう。