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低コストかつ高効率で汚染排水を浄化

循環型環境技術研究センターで「カテナチオaqua」開発

 本学循環型環境技術研究センター(所長:松方正彦理工学術院教授)と株式会社AZMEC(代表取締役:正田武則)が、汚染排水を経済的に浄化できる凝集沈殿剤「カテナチオaqua」を開発しました。

 「カテナチオaqua」は汚染土壌の不溶化処理剤として同センターが開発した「カテナチオ」の技術を応用したもので、フッ素、ホウ素、セレン等の有害元素を含む排水を、これまでになく低コストかつ高効率で処理できる凝集沈殿剤です。本年7月には環境省の暫定排水基準が見直される予定で、「カテナチオaqua」は環境問題の解決に大きく寄与できる画期的な新技術と言えます。