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NEWS REPORT

NASAのウェブサイトにも掲載

フェルミガンマ線宇宙望遠鏡で、新種の「ガンマ線銀河」を発見

銀河中心からのガンマ線放射を初めて検出

 理工学術院の片岡淳准教授と広島大学・JAXA・東京工業大学・東京大学・名古屋大学の研究グループは、米国NASAをはじめとする国際共同研究により、新種の「ガンマ線銀河」を2つ発見しました。ガンマ線は極端に波長の短い電磁波の一種で、目で見える可視光の約10億倍の高いエネルギーを持ちます。このような高エネルギーでの宇宙観測はこれまで困難でしたが、昨年6月に打ち上げられたフェルミガンマ線宇宙望遠鏡の活躍で、激動する宇宙の姿が続々と明らかになりつつあります。今回の「ガンマ線銀河」も、従来よりも数十倍深い全天探査で初めて見えてきた天体です。

 銀河系を含め、多くの銀河中心には太陽の100万倍を超えるブラックホールが存在すると考えられます。新種のガンマ線銀河の発見によりフェルミガンマ線宇宙望遠鏡は天文学の新しい窓を開いたと言えます。