早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

読売新聞オンライン

ホーム > キャンパスナウ > 錦秋号 MISSION! 大学の仕事

キャンパスナウ

▼錦秋号

MISSION! 大学の仕事

教職員に与えられたさまざまなミッションと、早稲田大学の新しい動きをご紹介します。

学生の視点に立って、学生生活を“手厚く”サポート

豊かな人間力を育てる環境づくりを目指す

学生生活課では、学生が安心して充実した学生生活を送れるように、環境整備や課外活動など様々なサポートをしています。約30名のスタッフが、日頃から学生の視点に立ったきめ細やかな手厚いサポートを提供するという方針のもと、業務にあたっています。

健やかな学生生活を支える充実の保険制度

 学生生活課では、教育研究活動中のケガを補償する「学生教育研究災害傷害保険」と学生に対する医療給付並びに健康増進活動を行う「学生健康増進互助会」を所轄しています。なかでも「学生健康増進互助会」は、前身の学生健康保険組合から数えて約半世紀の歴史を持つ組織であり、医療保険適用範囲内で自己負担額が500円以上の治療費に対して、年間60,000円までの給付を行っています。また学生主体の委員会により、春の「アルコールパッチテスト・ヤニ検査・体組成測定会」の実施、秋の「歯科検診・体組成測定会」の開催等、学生の健康に関する関心を高める活動を積極的に展開しています。その事業の中で学生生活課は医療給付の申請受付や支給手続きを行い、また委員会活動を支援することで「学生健康増進互助会」に対する学生のニーズに応えていきたいと考えています。

 その他、セミナーハウスの利用手続きの対応、Webサイトを通じたアルバイトの紹介、家庭教師登録の受付など、多岐にわたるサポートを担当しています。

http://www.waseda.jp/student/

安心はもちろん、教育的意義のある寮生活を提供

各種の教育プログラムも充実(田無学生寮アトリウムにて)

 早大生は、大学が運営する学生寮、財団法人和敬塾学生寮、株式会社共立メンテナンスとの業務提携により運営されている国際学生寮(WID)と推薦学生寮に入寮することができます。そのうち、学生生活課が管理しているのが、大学が運営する田無学生寮、東伏見学生寮、市嶋記念千駄木学生寮です。一昔前の学生寮の考え方は安心できる住空間を提供することだけでしたが、現在は、留学生との混住により国際人としてのコミュニケーション感覚を醸成することを主な方針としています。さらに寮生は、テーマディスカッション、英会話などをはじめとする各種の教育プログラムに参加することができ、教育の場としても位置づけられています。

 海外の大学では、当たり前のようにキャンパス内に寮が整備されています。今後、多くの留学生を受け入れていくために、住まいの確保は大きな課題です。そこで、2013年度をめどに、中野に日本の大学では最大級の規模となる約900名を収容する学生寮を開設します。さまざまな国々からやってきた留学生と日本人学生が寝食を共にし、授業だけでは得られない充実した学生生活を謳歌してくれることでしょう。

http://www.waseda.jp/student/ryo

共に学ぶ障がい学生への正しい理解と支援を推進

パソコンテイクの様子

 早稲田大学には、障害を持った学生も学んでいます。2006年に全国の大学でも先駆けとして設立された障がい学生支援室には、障がい学生支援コーディネーターが常駐しています。現在、サービスを利用している学生は、聴覚障害11名、視覚障害5名、肢体不自由7名の23名です。サービスには様々な種類がありますが、例えば聴覚障害の場合、授業に出席する際に、2人の支援者が教員が話していることをノートに書いたり(ノートテイク)、パソコンに入力したり(パソコンテイク)して、情報を伝えます。支援者に対しては、半期に1回、養成講座を開講し、技術の習得だけでなく、障害に対する理解も深めてもらい、活動をフォローしています。支援者はほとんどが学生で、現在は約150名が活動していますが、時間や専門性をマッチングすると支援者の数が足りないのが現状です。

 また、障がい学生を担当する教員に対しても、障害に関する基礎知識や配慮方法などの情報を提供していますが、まだ十分に正しい理解が浸透しているとは言えません。一人でも多くの人に障害に対する正しい理解を広め、支援者を増やしていきたいと考えています。

http://www.waseda.jp/student/shienshitsu/

人間力を形成する課外活動を支援

毎年多くの来場者で賑わう早稲田祭をはじめ、各種の大学行事もサポート

 学生生活に彩りを与える課外活動には、サークル活動、ボランティア活動などがあります。課外活動を通じて得られる仲間、リーダーシップ、コミュニケーション力などは、その後の人生に大きな実りをもたらします。早稲田大学はサークル活動が活発で、大学に届け出をしているだけで、約570団体もあります。

 学生生活課ではそれらの団体に対し補助金交付や施設貸与などのサポートを行っています。また、年間を通じて大学行事や各種イベントがありますが、その際は早大生ならではの自主性やユニークな発想を尊重しながら、職員としての経験値を活かして良い方向に導くことを心がけています。

 早稲田大学には、学生生活において優れた成果をあげた個人や団体に対する褒賞制度があります。学生生活課では、伝統と権威ある「小野梓記念賞」と2001年に創設された「早稲田学生文化賞」を管掌しています。

http://www.waseda.jp/student/gakusei/

学生生活に必要な情報を伝え、愛校心を育む3つの広報媒体

 5万人の学生をかかえる早稲田大学では、必要な情報をすべての学生にくまなく伝達することは簡単ではありません。そのため学生生活課では学内広報の充実のために3つの媒体を発行しています。一つ目は、『早稲田ウィークリー』です。教員の研究紹介や学生の活躍を紹介することにより、大学への愛着、誇りを育むことを目指しています。また、学内の催事の告知や必要に応じて大学からの重要な連絡事項も発信しています。二つ目は、『新鐘』(年1回発行)です。一つのテーマについて深く掘り下げ、教員の研究やテーマにかかわる学生、校友が登場。早稲田大学が有する研究の裾野の広さや学生、校友の多様性を紹介しています。三つ目が『学生生活調査報告書』(年1回発行)です。学生生活の実態を把握し、大学の施策立案の基礎資料として活用しています。これらの媒体は、WEBサイトでも閲覧可能です。

http://www.waseda.jp/student/weekly.html

学生の健康に関する意識向上を目指す

「健康キャンパス」

 学生の健康に関する意識を向上させ、生涯にわたって健康を維持できることを目指して、「健康キャンパス」という取り組みが全学的に行われています。具体的には、健康に関するオープン科目が開講されたり、キャンペーンやイベントが実施されたりしていますが、学生生活課も「総長杯スポーツ大会」や「健康まつり」などを開催し、10月にはウォーキング大会を実施しました。

 また、2009年5月には、「リフレッシュスタジオ」をオープンしました。ヨガやバランスボールなどの軽運動を楽しめる施設で、女子学生から人気を集めています。今後も「健康キャンパス」の取り組みを通じて、学生が自らの健康を省みる機会を提供していきます。