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▼2015 新緑号

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ケネディ大使、クリントン元大統領、安倍首相が講演
「JFKの遺産」テーマに大隈記念講堂でシンポジウム

ケネディ大使「平和に向けて、みなさんの知恵を次世代に」

 アメリカ合衆国の故ジョン・F・ケネディ第35代大統領の功績を振り返る国際シンポジウム「ケネディ大統領のトーチ〜引き継がれるその遺産」が3月18日、大隈記念講堂で開催。早稲田大学とジョン・F・ケネディ図書館財団の共催で、科学やイノベーションの限界を超えて平和な世界を実現するよう市民に呼びかけたケネディ大統領の就任演説をテーマに、長女であるキャロライン・ケネディ駐日米国大使が特別講演を、さらにビル・クリントン元大統領と安倍晋三首相が基調講演を行いました。本学学生と招待客ら約1,100名が参加しました。

 1962年2月、大隈記念講堂ではケネディ大統領の実弟、ロバート・F・ケネディ司法長官(当時)が講演。約3,000名の学生らが詰めかける中、来日に反対する学生が長官に質問状を突きつけて騒ぎ出し、講堂にはヤジと怒号が飛び交いました。長官は学生を壇上に登らせて真摯な姿勢で討論していたところ、応援部の学生が突然、早稲田大学校歌を歌い出し、講堂は「都の西北」「早稲田、早稲田」の大合唱に包まれ混乱が収束。これは1960年安保条約締結後の冷え込んだ日米関係の変化の兆しを象徴するエピソードとして今も語り継がれ、国際協調を重視したケネディ大統領の“レガシー(遺産)”を受け継ぎ、世界が直面する課題を解決するための手がかりを探る今回のシンポジウムを開催するのにふさわしい場所として、大隈記念講堂が会場に選ばれました。鎌田薫総長も開会の挨拶を行い、本学とケネディ家の関わりを紹介。このシンポジウムが「学生にとってかけがえのない未来への道標となる」と話しました。

 ケネディ大統領が成し遂げた数々の偉業、また、遺した理念を題材に、2部構成でパネルディスカッションも開催。日米の研究者、ビジネスリーダー、政府関係者や宇宙飛行士などが議論しました。学生も活発に質問し、熱気冷めやらぬまま閉会を迎えました。

2度目の来学となったクリントン元大統領

安倍首相「アジアと共に日本を夢見る国に」

左から鎌田薫総長、キャロライン・ケネディ大使、大使の長男・ジャック・シュロスバーグ氏

1962年、故ロバート・ケネディ元司法長官の講演の舞台となった大隈記念講堂