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▼2014 盛夏号
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次期早稲田大学総長に鎌田薫・法学学術院教授の再任が決定
早稲田大学は、現鎌田薫総長(法学学術院教授)の任期満了(2014年11月4日)に伴う総長決定選挙を6月12日に行い、鎌田総長が再任されました。任期は2014年11月5日から2018年11月4日までとなります。
“Waseda Vision 150”を実現し
本学の発展に努めたい
早稲田大学総長
鎌田 薫
この度の総長選挙は、対立候補のいない異例の選挙となり、投票率の大幅低下が危ぶまれましたが、予想以上に数多くの教職員・校友の皆さまに投票をしていただき、幸い投票権者の過半数の皆さまの信任を受けることができました。この間にご多忙の中、選挙活動を支えてくださった皆さまのみならず、投票所に足を運んで下さったすべての教職員・校友の皆さまに、心よりお礼を申し上げます。
2010年に総長に就任して以来、歴代 総長の下での諸改革を踏まえつつ、財政基盤を確立するための諸施策を実施する一方で、学内外の幅広い意見を聴取しながら、グローバル人材の育成、イノベーティブな研究の推進、校友や地域との連携の強化等を目指した新たな将来計画“Waseda Vision 150”を策定し、各学部・研究科・附属校などと力を合わせて、その実現に向けた歩みを進めて参りました。
今般の選挙結果は、教職員・校友の皆さまから、これまでの歩みに対して一定の積極的な評価をいただくとともに、“Waseda Vision 150”の実現に向けて更に一層努力するようにという強い期待が込められたものと受け止め、責任の重さを痛感しています。
皆さまから寄せられた期待に応えられるよう、また、潜在的に存在しているであろう批判的な御見解にも配慮しつつ、本学の発展のため最大限の努力を重ねて参る所存です。
引き続き、よろしくご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
鎌田 薫(かまた・かおる)/早稲田大学総長
1970年早稲田大学法学部卒業、1972年同大学院法学研究科修士課程修了、1975年博士課程単位取得退学。1978年フランス・パリ第2大学客員研究員。1978年早稲田大学法学部助教授、1983年同教授。2004年早稲田大学大学院法務研究科教授、2005年同研究科長、2010年11月より現職。専門は民法。2009年より法制審議会民法(債権関係)部会部会長などを務める。