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キャンパスナウ

▼2016 早春号

Front Runner―活躍する若者―

学生生活のなかで身につけた視点や能力を活かして活躍している学生と若手校友をクローズアップして紹介するコーナー。
第8回は商学部3年の片野航太さんと、株式会社ビズリーチの小田絢美さんにお話をうかがいました。

自分らしく、人や社会に、影響を与える仕事をしたい

略歴はこちらから

小田 絢美さん/株式会社ビズリーチ ビジネス開発本部 コーポレートリクルーターサポート部 マネージャー ダイレクト・リクルーティング・コンサルタント

 「もし早稲田に来ていなかったら、こんなに人生は楽しくなかったと思う」と話す小田さん。根っからのワセジョ。その定義は「世間体は気にしつつも、やっぱりやりたいことをやってしまう。自分らしくあろうとする女性たち」と笑う。学生時代は、たくさんの魅力的な人に出会って、多くのことを吸収したいという期待に胸を膨らませ、田原総一朗氏が塾頭を務める大隈塾に参加。十人十色の価値観に揉まれ、仲間と未来への希望を語り合う日々は、その思いに十分応えるものだった。現在も大隈塾と慶応義塾大学の福沢諭吉記念文明塾の学生有志で立ち上げた一般社団法人「ストーンスープ」のメンバーとして活動し、お互いを刺激し合っている。

 自分で決めた就職先の条件は、①さまざまな業界に関わることができる、②経営者と直接仕事ができる、③厳しい環境下で仕事ができる、④社員が魅力的なこと。希望通り、大和証券の本店営業部に配属になり、日本経済の中心で充実した毎日を送ることができた。経営者たちと仕事をともにする中で、よく話題に上る人や組織の課題に興味を持ち、その解決を通して社会の役に立ちたいと、リクルートキャリアに転職。さらに、人生を掛けるなら、大手企業のように出来上がった仕組みの中で働くよりも、自らの手で仕組みをつくっていきたいという気持ちが高まり、ベンチャー企業「ビズリーチ」に転職した。

大隈塾のワークショップ「生き様大隈塾」にて。異業種のOB・OGと現役大隈塾生が人生や仕事について学び合った

 入社時は150人だった社員数が現在は550人と、飛躍的な成長を遂げている中で、自分もスピーディな成長の手応えを感じている。入社して2年、マネージャーとして部下を束ねる立場にもなった。「大手だったら1~2年でマネージャーになることは難しいけれど、ベンチャーだったら実力次第でどんどん裁量が大きくなり、やりたいことに挑戦できる。また、会社が成長して社会への影響力を増していることを自分事として感じられるのも、ベンチャーの面白さではないでしょうか」

 2015年12月には、稲門女性ネットワークとキャリアセンターの共催による「自分の未来を発見しよう」というイベントにOGとして登壇した。将来の不安を口にする後輩たちに伝えたかったのは、「不安をかき消すのは、自分の行動だけ」ということ。悩んでいるなら「人生をかけて何をやりたいか」を考えようと訴えた。

 将来の目標は、母校の教壇に立つこと。「社会で得たことを後輩たちに伝えたい。そのためにも今は、社会のためになる仕事に全力で対峙したいと思っています」

 大隈塾で身に付けたリーダーシップを仕事で実践し、社会に貢献する小田さん。その活躍から目が離せない。

小田 絢美(おだ・あやみ)さん/株式会社ビズリーチ ビジネス開発本部 コーポレートリクルーターサポート部 マネージャー ダイレクト・リクルーティング・コンサルタント

兵庫県出身。2008年早稲田大学商学部卒業後、大和証券に入社。本店営業部で経営者・事業法人への資産運用コンサルティングに勤しむ。4年後、人や組織の課題に興味を持ちリクルートキャリアに転職し、企業の中途採用支援を行う。2013年、インターネットサービスを提供するベンチャー企業のビズリーチに転職し、人材採用を通して企業の経営課題解決に携わっている。趣味は、信頼できる仲間とお酒を飲みながら語り合うこと。「今でもしょっちゅう高田馬場で飲んでいます。なぜか落ち着くんですよね(笑)」。