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キャンパスナウ

▼2015 盛夏号

Front Runner―活躍する若者―

学生生活のなかで身につけた視点や能力を活かして活躍している学生と若手校友をクローズアップして紹介するコーナー。
第6回は創造理工学部2年の高橋晴香さんと、日本航空株式会社の九鬼優一さんにお話をうかがいました。

こうはいナビの経験と組織運営の研究で 組織のリーダーを目指したい

略歴はこちらから

高橋 晴香さん/創造理工学部2年

 地方の高校生にとって東京の大学の情報は意外と少ない。第一志望を早稲田に決めた高橋さんが学科選びや、学生生活の雰囲気を知るために頼りにしていたのは、「こうはいナビBlog」だった。「こうはいナビ」は、大学の公式プロジェクトで、新入生の大学生活をサポートするための様々な活動を学生が主体となって行っている。入学前からその恩恵を受けていた高橋さんは、入学早々、地方の高校生に早稲田の魅力を伝えるべくスタッフに応募。2年生になった今では、副リーダーとして、運営の中心になって活動している。

 「新入生はたくさんの情報に囲まれていて、何を信用していいか分からない状態。大学公認のこうはいナビの情報なら安心して利用しやすいはず。サークルなどで信頼できる人間関係ができるまでのサポートとして、非常に役立つと思います」

オープンキャンパスで「こうはいナビ」のビラを配布。1,642人の受験生が訪れ、先輩として情報を提供

 こうはいナビの学生スタッフは約50人。メンバーが自分の得意分野を生かして活動する。高橋さんは、学内でも少数派の理系の女子学生であることを生かし、「学習班」の一人として情報を発信し、新入生の相談にのっている。最近では「アカデミック戦隊ナビレンジャー〜あなたの未来考えます~」と題した学習・履修に関する相談イベントを提案して、大成功。学習に役立つ冊子を配布したほか、先輩の時間割モデルを掲示し、学生スタッフに悩みを直接相談できるブースを設けたところ、250人もの新入生が来場した。「学生生活における“先輩”が必要とされていることを改めて実感しました。私自身の経験が、後輩の役に立つことができるのはうれしいです」

 現在、こうはいナビの副リーダーとして、議論が加熱するミーティングを仕切る場面も増えてきた。運営をスムーズに進めるために心掛けているのは、報告や相談の大切さ。そして、自分が理想とする組織のあり方をメンバーと常に共有することが重要だと言う。「将来は、こうはいナビでの経験や、今、経営システム工学科で学んでいることを生かして、組織のパフォーマンスを最大限に高められるような人材になりたいです。また、女性のキャリアアップにも関心があります。女性の社会進出が進んでいるヨーロッパに行って、どのような環境がそれを実現しているのか、自分の目で確かめてみたいですね」

 将来をしっかり見据えて、着々と理論を学び、社会に出るための準備を進める高橋さん。でもそこに不思議と気負いは感じられない。スマートに大組織をリードする高橋さんの姿が見られる日は、そう遠くないだろう。

高橋 晴香(たかはし・はるか)さん/創造理工学部2年

秋田県生まれ。2014年早稲田大学創造理工学部経営システム工学科に入学。野球の応援が好きで、中学時代はブラスバンド、高校時代はチアガール等の課外活動に没頭したという、どちらかというと活動的なタイプ。高校3年生のときにビッグデータに興味を持ち、日本では最も研究が進んでいると言われる早稲田大学を選んだ。現在はこうはいナビの学生スタッフのほか、ボランティアサークルでも活動中。