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東日本大震災関連のニュース

東日本大震災関連のニュース

「災害対策中央本部」の見学会を行いました

災害対策中央本部が設営された大隈会館N2会議室

 東日本大震災を受け、本学では今後起こりうる災害に備えて各種準備を行っています。その一環として、12月15日、大隈会館において、災害を想定した模擬災害対策中央本部を設営し、多くの教職員が見学に訪れました。会場である大隈会館N2会議室は普段、会議などで利用されていますが、大地震などの災害が発生した際は優先的に災害対策の本部となります。

 見学会では、通常は備蓄倉庫に保管している非常食や毛布などの非常用備品や衛星電話、発電機なども展示され、足を運んだ職員は興味深く説明を聞いていました。

思い出をよみがえらせる「写真洗浄プロジェクト」に180名

慎重に作業を進める学生たち

 本学ボランティアセンター(WAVOC)が、富士フイルム株式会社の協力を得て、東日本大震災による津波で流されてしまった被災者の皆さんの写真を洗浄し、1枚でも多く持ち主の方にお返ししようという写真洗浄プロジェクトを20回にわたり開催し、約180名の学生が参加しました。

 岩手県陸前高田市の被災者の方から預かった写真を、3段階に分けて洗浄。まず泥や砂を取る作業、次に本洗、そしてすすぎ洗いという工程で、洗浄は、泥や汚れに含まれ写真を劣化させるバクテリアを取り除くのが主な目的となります。参加学生は、被災者の方への想いを込めて熱心に写真洗浄を行いました。

シンポジウム「社会とつながる学生ボランティア」を開催

白熱したパネルディスカッションの様子

 1月28日、WAVOCが東京6大学ボランティアセンター連絡協議会と共催し、シンポジウム「社会とつながる学生ボランティア~大学による震災復興支援ボランティアの取り組み~」を行いました。

 プログラムは2部構成で行われ、第1部では中央大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、早稲田大学の学生9名が事例発表。各大学の特性や環境を生かした活動内容で、教職員・学生のさまざまな発表を直接聞くことのできる大変良い機会となりました。

 第2部では、「震災後1年、学生ボランティアにできたこと、できなかったこと」をテーマに、日本財団学生ボランティアセンターの西尾雄志代表がコーディネーターを務め、パネリストの伊藤章国際ボランティア学生協会理事、中根圭一読売新聞気仙沼通信部記者、笹倉和幸本学学生部長が議論を展開。それぞれの視点や経験からのご意見に、訪れた学生や関係者も熱心に聴き入っていました。

『ブックレット〈「震災後」に考える〉』シリーズの続刊を発行

早稲田大学出版部/TEL:03-3203-1551

 前号でお知らせしたように、本学では、震災直後から教職員や学生が行ってきたさまざまな研究・支援プロジェクトを通じて得た知見・思索・活動を広く社会に提供し、さらなる復興支援の一助とするため、本学教員を中心とした執筆陣によるブックレットを刊行しました。前号以降の続刊をご紹介します。

『地方自治体は重い負担に耐えられるか 「民」の力を結集する方法』 小林麻理(政治経済学術院)他編著
2011年12月
『拡大する放射能汚染と法規制 穴だらけの制度の現状』 日置雅晴(法学学術院)著
2011年12月
『3.11 津波で何が起きたか―被害調査と減災戦略』 柴山知也(理工学術院)著
2011年12月
『0泊3日の支援からの出発―早稲田大学ボランティアセンター・学生による復興支援活動』 加藤基樹(平山郁夫記念ボランティアセンター)編著
2011年12月
『復興政策をめぐる《正》と《善》』 鈴村興太郎(特任教授)・須賀晃一・河野勝・金慧(以上、政治経済学術院)著他
2012年1月
『東日本大震災と憲法―この国への直言』 水島朝穂(法学学術院)著
2012年2月
『学生のパワーを被災地へ!―「早稲田型ボランティア」の舞台裏』 岩井雪乃(平山郁夫記念ボランティアセンター)編著
2012年2月