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今号のオススメ

本学教員等の著書をご紹介します。
※(  )内は所属です。

『「教育」の常識・非常識―公教育と私教育をめぐって』
安彦忠彦(教育・総合科学学術院)著 学文社
2010年3月刊

本書は、一般に「教育」が誰にでも口を出せるテーマだという思いこみに対して、それは「私教育」の場合だけであって、「公教育」はそうではないことを、わかりやすく主張したものである。一般人、特に政治家や知識人に向けて書いており、あらためて公私の区別を明確にした上で、多くの人が問題にしている学校での公教育よりも、家庭などでの私教育の方が、社会全体にとって根本的な問題であることを警告している。

『世界をちょっとでもよくしたい―早大生たちのボランティア物語』
兵藤智佳、岩井雪乃、西尾雄志(以上、平山郁夫記念ボランティアセンター)著 早稲田大学出版部
2010年3月刊

「ストリートチルドレンを助けたい」と訪れたマレーシア。そこにはかわいそうなはずの子どもたちはいなかった。特別だと思っていたドメスティック・バイオレンスの被害。それは私たちの問題だった。悲しみに満ちていると思っていた中国のハンセン病回復村。そこにあったのは村人の笑顔だった。そんな世界の現実を丸ごと体験する大学生たちが紡ぐ躍動感溢れるボランティア物語。つらいことにもうれしいことにも涙を流す等身大の若者たちの成長の軌跡。

『「脳科学」はどう教育に活かせるか?』 学文社
2010年3月刊
坂爪一幸(教育・総合科学学術院)編著
『音声言語処理の潮流』 コロナ社
2010年3月刊
白井克彦(理工学術院)編著
「サッチャリズムの世紀―作用の政治学へ(新版)』 勁草書房
2010年3月刊
豊永郁子(国際学術院)著
『国際政治の理論』 早稲田大学出版部
2010年1月刊
河野勝(政治経済学術院)他監修・訳
『失われた建築の歴史』 東洋書林
2010年4月刊
中川武(理工学術院)監修
『頭脳はどこに向かうのか―人「財」の国際移動』 日本経済新聞出版社
2010年5月刊
村上由紀子(政治経済学術院)著
『犯罪学へのアプローチ ―日中犯罪学学術シンポジウム報告書』 成文堂
2010年5月刊
石川正興(法学学術院)編
『情報社会の倫理と設計 ― ised』〈設計篇〉〈倫理篇〉 河出書房新社
2010年5月刊
東浩紀(文学学術院)他編
『漱石はどう読まれてきたか』 新潮社
2010年5月刊
石原千秋(教育・総合科学学術院)著
『新しい国際協力論』 明石書店
2010年5月刊
山田満(社会科学総合学術院)編著
『国際連盟 世界平和への夢と挫折』 中央公論新社
2010年5月刊
篠原初枝(国際学術院)著
『みんなが知りたい超高層ビルの秘密』 ソフトバンククリエイティブ
2010年5月刊
尾島俊雄(名誉教授)他著
『危機のなかの文学』 水声社
2010年6月刊
沖田吉穂(政治経済学術院)、吉田裕(法学学術院)他著
『CIAと戦後日本』 平凡社新書
2010年6月刊
有馬哲夫(社会科学総合学術院)著
『多文化社会の(文化)を問う:共生/コミュニティ/メディア』 青弓社
2010年6月刊
岩渕功一(国際学術院)編著