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2011年度前期(4月1日~9月30日)の活動報告(page1/2)

 本学の東日本大震災復興支援の柱のひとつに「被災地域への支援」としてのボランティア活動が位置付けられ、 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)には中核的な役割が求められました。コーディネーターや有志の「震災復興ボランティア支援チーム」と共に以下の活動を展開し、 参加した学生ボランティアは1,263名となりました。本学校友が現地の宿泊拠点として廃校になった小学校をご紹介くださるなど、校友との連携も進められました。 なお、ボランティアを現地に派遣する経費については、WASEDAサポーターズ倶楽部への寄付の一部を充当させていただきました。本活動にご協力心より御礼申し上げます。

1.前期(4月~9月)復興支援の方針

早稲田大学は東日本大震災復興支援の一環として、以下の方針で活動に取り組みました。

①自己完結型のボランティアを実施する

 参加学生のほとんどはボランティア活動経験がありませんでした。
 現地派遣前後に事前講習会や「ふり返り」の時間を設けることで震災やボランティア活動に関する意識を高め、安全に十分配慮し、かつ一過性に留まらない関わり方を参加者へ促しました。

②多くの学生を絶え間なく派遣する

 震災発生から間もない時期には、泥かき等のマンパワーが圧倒的に不足している状況がありました。
 本学は貸し切りバスで多くの学生をほぼ毎週末のように被災地に派遣することで、継続した支援に努めました。

③被災地域を限定せず、複数に展開する

 まずはいち早く県外ボランティアを受け入れた石巻市へ派遣しました。次いで50年にわたり交流活動のある田野畑村、校友との連携から気仙沼、宮古市、大槌町、陸前高田市などへ派遣を行いました。
 一つでも多くの被災地のニーズに応えるため、県外ボランティアを受け入れている地域のボランティアセンターや、校友組織と連携を図り、4県13市町村で活動を行うに至りました。

④学生の特性を活かした多様多彩な活動を実施する

 時間の経過とともに、被災地の要望は変化しています。被災地とのマッチングを重ねながら、体育部やサークルなどと共に、学生のチカラを活かした現地イベントへの参加、スポーツや音楽による交流、学習支援などを実施しました。

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活動写真(facebookファンページには各活動毎のアルバムを紹介しています)

講習会は二度、参加必須

貸し切りバスで現地へ向かう

0泊3日のハードスケジュール

現地の指示はよく聞き、従う

不眠不休で頑張りすぎない

出来る事は何かを考えて動く

チームワークよく行動する

復興支援を次につないでゆく

関東でも出来る事をやり続ける

子ども達と元気よく遊び、学ぶ

心に届け、復興の応援歌

鎮魂の祈りを込めて灯篭を作る

音楽を分かち合い、一緒に歌う

スポーツで共に汗を流す

現地の方々を応援し続ける