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早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター (WAVOC)
岩手県田野畑村で支援活動を実施

田野畑村島越地区

田野畑村島越地区

津波で流された漁具の片づけ

津波で流された漁具の片づけ

支援物資の整理

支援物資の整理

写真整理(掲示板と棚は古谷教授作成です。)

写真整理(掲示板と棚は古谷教授作成です。)

 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)は東日本大震災の被災地支援として、岩手県田野畑村で支援活動を行っています。

 岩手県田野畑村は三陸海岸沿いにある村で、本学の学生サークルである思惟の森の会(学生の会、WAVOC公認プロジェクト「思惟の森育林」)が大学・地域連携の先駆けとして50年に渡り森づくりと交流活動を行ってきました。

 今回の震災による大津波のために、村内の沿岸部にある集落はすべて壊滅しました。死者・行方不明者はあわせて40名に上ります。

 同村には災害ボランティアセンターが設置されていないため、WAVOCは4/21(木)~4/25(月)に思惟の森の会の学生・OBを先遣隊として派遣し、村内でどのような支援が必要かニーズ調査を行いました。この調査結果に基づき、思惟の森の会では自主活動として4/29(金)~5/5(木)までの期間、現役・OBあわせて27名が村内の大学施設「青鹿寮」を拠点に、避難所にある支援物資の仕分け、被災現場で見つかった写真の水洗い、観光地の整備作業などの支援活動を行いました。

 この他にも、早田宰社会科学総合学術院教授が震災直後に現地での被害状況の調査を実施。また、古谷誠章理工学術院教授がダンボール製の更衣室、小物入れ、掲示板などを避難所に設置しました。早田教授、古谷教授ともに村長からの要請を受け「田野畑村復興計画策定のための委員会」の委員として参画し同村の長期的復興に関わっています。

 今後、夏休みに学生を派遣して宿泊型の支援活動を行えるよう、現在準備を進めています。

(2011年5月13日)