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早稲田大学東日本大震災復興研究拠点、シンポジウムを開催
大規模災害からの復興と新社会システムの構築に向けて

パネルディスカッション

 早稲田大学は7日、被災地域の復興に向けて大学としての叡智を結集して取り組んでいる東日本大震災復興研究拠点を中心としたシンポジウム「早稲田大学が取り組む復興研究—大規模災害からの復興と新社会システムの構築に向けて」を、大隈記念講堂小講堂で開催し、校友、企業、公的機関等から約200名にご参加いただきました。

 シンポジウムでは鎌田薫総長が早稲田大学全体で取り組んでいる「被災学生の就学支援」「被災地域への支援」「研究を通じた復興支援」という3つの復興支援方針を紹介し、「これまでの経済・社会活動などを深く反省し、直面した課題に先頭を切って新しい社会の在り方を提示すべき責任があるのが大学。豊富な人的支援、学術的資産を活用して、新しい未来を切り開いていきたい」などとあいさつしました。同志社大学の林敏彦教授には「阪神・淡路と東日本——復興への足取り」と題して基調講演していただきました。

 復興研究拠点からは、津波、医療、都市計画・社会システムといった観点で、それぞれ本学の柴山知也教授、浅野茂隆教授、中川武教授らの研究発表がありました。パネルディスカッションでは「復興に資するために——大学の研究」をテーマに、参加者からの様々な質問を受けながら活発な議論がされ、復興研究の理解を深める有意義なシンポジウムとなりました。

関連サイト

早稲田大学研究ポータル

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