読売新聞の医療・健康・介護サイト
テレワークが定着しつつある今、働く場所に縛られないメリットに気づかされる一方、新たな悩みの声もさまざま聞かれます。その一つが「コンタクトレンズ問題」。例えば、オンライン会議がたびたびあるからといった理由で「いつもの働く自分」でいるために、在宅時もコンタクトレンズをつけている人は少なくありません。そして今現在も、デジタル画面を長時間眺めているという人も多いのではないでしょうか?
ここでは、デジタル画面への接触時間が長くなっている昨今、コンタクトユーザーのさまざまな目の不調と対策について考えてみます。
提供:ロート製薬株式会社
●コンタクトで画面注視の時間が増える
ロート製薬株式会社が2020年5月、10~50歳代の男女有識者を対象に行った「暮らしに関する調査」によると、在宅時間が長くなったことでデジタル機器への接触時間も、疲れ目に悩む人も、ともに増加傾向にあることがわかりました。
https://www.rohto.co.jp/news/release/2020/0612_01/
特にドライアイになりがちなコンタクトユーザーにとっては、テレワークの日常化に伴い、より過酷な状況が続いているのではないでしょうか。テレワークであっても、同僚や得意先と顔を合わさないわけではありません。オンラインによる画面越しの会議や業務報告のためにコンタクトレンズを装用し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどデジタル画面を長時間注視している人は多いでしょう。
●長時間装用が目の疲れにも影響
その一番の弊害が、視線がデジタル画面に固定され、視野が限定的になり、目のピントを調節する「ピント調節筋(毛様体筋)」が緊張状態に陥ってしまうことです。同時に強烈なブルーライトの光も浴び続けるため、目に負担がかかり、疲れ目を誘発させやすくなるといわれています。
通勤や外出機会が少なくなって、外の景色や遠くを見る機会は減り、屋内に長時間いることで乾燥にもさらされ続けます。また、仕事以外でも動画配信やゲーム、通販など、ネットサービスの利用機会が増えているかもしれません。コンタクトユーザーであればオンオフ関係なく、知らず知らずのうちにコンタクトレンズの装用時間が長くなっている可能性があるといえます。
コンタクトユーザーが感じている不調はさまざまです。ここでいくつか具体的な症状と、そうした症状が起こる要因をご紹介しますので、思い当たることがないか、チェックしてみましょう。
【症状1】目が乾く
涙の分泌量が不足し、目の表面が乾いているドライアイの状態。
デジタル画面を集中して見ることで、まばたきが減少したり、室内の空気が乾燥していると、ドライアイを引き起こしやすくなります。特に目の表面を覆うコンタクトレンズは、もともと涙が均等に行き渡りにくく、目を乾燥させがちです。
【症状2】かすむ、ぼやける、見づらい
目のピント調節機能が低下している状態。
デジタル画面を長く凝視し続けると、ピント調節筋(毛様体筋)の緊張状態が長く続き、筋力の低下を招きます。また、紫外線に近い高エネルギーを有しているブルーライトは、目の筋力を酷使するうえ、光線の波長が短く散乱しやすいためにピントを合わせる際の負担になります。
【症状3】ゴロゴロ、異物感がある、充血する
ドライアイによる症状であると同時に、コンタクトレンズの長時間装用によりレンズの軽い摩擦で角膜が炎症を起こしている可能性もあります。コンタクトレンズの長時間装用は酸素不足を引き起こし、細菌感染を防ぐ角膜の機能を低下させるので、こうした不快感を生じさせやすくなります。
【症状4】目がかゆい
目がかゆい原因の多くは、アレルギーによるアレルギー性結膜炎ですが、ドライアイやコンタクトレンズの汚れが原因で、かゆみを生じさせることもあります。
【症状5】目が痛い
目の痛みはさまざまな疾病が原因である可能性もあるので、注意が必要です。コンタクトレンズによって痛みを感じる場合は、長時間装用によって涙の分泌量が減少し、レンズと上まぶたの間で摩擦が生じていることが考えられます。
以上、こうしたさまざまな目の不調を放っておくと眼精疲労となり、自律神経が乱れて体のほかの部分に変調をきたしたり、頭痛や肩こりなどが気になることも。また、視力低下やスマホ老眼、角膜の病気などを引き起こす場合があります。では、どんな対策をとればよいのでしょうか?
●コンタクトユーザーのための新しい目薬
コンタクトユーザーの疲れ目の原因はさまざまで、「涙の減少」「酸素不足」「血行不良」「摩擦」などが考えられ、それぞれが複合的に影響していることもあります。それらをトータルにケアする目薬が「Vロートコンタクトプレミアム」です。
この商品について、ロート製薬株式会社 医薬品開発部 アイケア開発グループリーダーの宮野 貴之さんにお話を伺いました。
質問1
この商品を開発された背景や苦労された点を教えてください。
コンタクトによる悩みの深刻化、多様化を解決する研究に取り組み、「乾き」に効果のある商品を中心に提案してきましたが、コンタクトの素材やユーザーの年齢の変化などから、「乾き」以外の悩みが大きくなっていると感じたことが背景にあります。
「Vロートコンタクトプレミアム」の開発では、目薬の高い効果の維持と有効成分の配合に大変苦労しましたが、当社の30年に及ぶコンタクトの消毒剤や点眼の研究成果(成分や技術)を全て詰め込みました。
質問2
これまでのコンタクト用目薬との違いはありますか?
年齢とともに感じる目の変化(かすみ・疲れ)、コンタクトによるダメージに着目しています。「Vロートコンタクトプレミアム」は乾きだけではなく、コンタクトの長期間・長時間装用によって、目を酷使したつらい疲れ・かすみ・ヒリつき(※1)などのさまざまなお悩みにアプローチする目薬です。※1光線などによる軽度な炎症
質問3
どのような時に使用すれば良いでしょうか?
コンタクト装用時に目の疲れを感じたらお使いください。目の疲れ、かすみなどの症状別に目薬を使い分けたり、その都度コンタクトを外して目薬を使っている方もいるかもしれません。「Vロートコンタクトプレミアム」はそうした手間をかけずに、コンタクトを装用しながら対策ができます。
「Vロートコンタクトプレミアム」は全ての有効成分を基準内(※2)最大濃度まで配合。裸眼時はもちろん、全てのコンタクトレンズ装用中に使用できます(ただし、カラーコンタクトレンズは除く)。
※2基準とは、厚生労働省が承認事務の効率化を図るために定めた医薬品の範囲
「Vロートコンタクトプレミアム」の有効成分
単なる疲れ目と軽く見て放置しておくと、肩こりや頭痛、不眠といった不快な症状や、深刻な目の疾病を引き起こすこともあります。長時間の装用を控え、早めに対策を行いましょう。また、自分の視力や目の形状にきちんと合ったコンタクトレンズを選ぶことも重要です。
最後に、目薬以外の疲れ目対策をご紹介します。
対策1
デジタル環境を見直す
デジタル機器との接触が目にとって負担になる原因の一つは、ディスプレー画面と目が近すぎるまま視野が固定されてしまうこと。そこで、まずは画面の文字を大きくし、デジタル機器と距離を取りましょう。また、部屋を明るくするだけではなく、画面の明るさや角度の設定を見やすくし、日光や照明などの光が映り込まないようにすることも大切です。
対策2
温冷タオルケア
疲れ目を感じる多くの場合、ピント調節筋(毛様体筋)がこわばっていることが考えられます。そこで、そのコリをほぐすために試したいのが温めたタオルや冷やしたタオルを使った手当てです。目の疲れを和らげたいときはじんわりと血流を促す温タオルを、充血やむくみを感じたときは炎症を鎮める冷タオルが有効です。
<温タオル>水でぬらして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温める。
<冷タオル>水でぬらして絞ったタオルを冷蔵庫で冷やしておく。
対策3
意識的に目を動かす
ドライアイを防ぐには、普段から意識的にまばたきをして涙の分泌量を増やすことがとても大事ですが、同様に目を動かすことも習慣づけたいもの。仕事の合間には、時々遠くを見たり、目を上下左右に動かしたりして、ピント調節筋など目の周りの筋肉を和らげるようにしましょう。
日常的に目の疲れに悩んでいた人も、目薬をはじめさまざまな対策に取り組んで、健やかな生活を取り戻しましょう。
広 告 企画・制作/読売新聞社広告局