パリ2024オリンピック競技大会で世界と戦う日本代表選手団「TEAM JAPAN」を、食事と栄養面で支えたのが「JOC G-Road Station」です。リオ2016オリンピック以降、JOCが開設している栄養サポート拠点で、味の素㈱は「ビクトリープロジェクト®」の一環として運営協力しています。選手村の食事を補完する施設であり、パリ2024オリンピックでも、選手たちが通いやすいようパリ北部の選手村近隣に設営されました。

「JOC G-Road Station」設置の目的は、選手やスタッフたちTEAM JAPANが現地で普段通りの実力を発揮できる良好なコンディションを維持できるようにすること。管理栄養士がチェックをした上で、日本で食べ慣れている和軽食や栄養補助食品が用意され、試合前の選手に必要な栄養素が摂取できる戦略的な食事が提供されました。なかでも注目を集めたのは、「勝ち飯®」の新メニューです。「勝ち飯®」とは、味の素㈱の知見とスポーツ栄養科学に基づき、アミノ酸のチカラを取り入れた栄養プログラム。今回は、パリで活躍する日本人シェフ、手島竜司氏※2監修による「勝ち飯®」うま味スープ パリスペシャルが登場しました。

※2：ミシュランで 1つ星を獲得しているRestaurant Pages（レストラン パージュ）オーナーシェフ

味の素グループが大切にしている理念の一つが 「DE&I（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）」、「多様性」を「受容・包括」し、それぞれに「公平」な機会提供のもとで、互いに尊重しながら成長できる環境づくりを目指しています。性別や年齢、国籍、そして障がいの有無にかかわらず、誰もが自分らしくいきいきと輝ける社会。味の素㈱はそのような社会の実現を目指し、2016年からJPCと「ビクトリープロジェクト®」を実施し、チャレンジするパラアスリートをサポートしています。パリ2024パラリンピック競技大会では、「アミノバイタル®」製品や栄養補給のための補食製品を提供するステーションに加え、初の試みとして、「だし湯」とコーヒーを提供する和風カフェ「Café du Dashi(カフェ・ドゥ・ダシ)」をパリの選手村近郊に開設しました。

これは、昨年の杭州2022アジアパラ競技大会で提供した「だし湯」の人気ぶりを受けてのことで、昨年用意した「ほんだし®」を使っただし湯に加えて、日替わりで「ほんだし®こんぶだし」、「休日だし。™」きのこだし、「休日だし。™」ほたて貝柱だしのだし湯を提供しました。
さらに、AGF®の硬水でも苦みが立ちにくいコーヒーも用意し、選手からは「だしのうま味や、コーヒーの温かさにホッとした」と喜ぶ声が多く聞かれました。