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超スマート社会に対応した
改革を実行

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大学からのメッセージ学びの魅力と特徴

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北川 浩学長

建学の精神に「個性の尊重」を掲げ、教員と学生が心と心でつながる教育を実践してきた成蹊大学(東京都武蔵野市)が、来年度、大きな改革を実行に移す。経済学部の再編と経営学部の新設、独自の学部横断型グローバル教育プログラム「EAGLE」の導入など改革の内容と狙いについて、北川浩学長にうかがった。

  • 教員と学生が心と心でつながる AIが代替できない3つの力

    成蹊学園の歴史は、教育者・中村春二による1912年の成蹊実務学校創立にまでさかのぼります。当時、中村が持っていた教育思想を表した図付きの文章が残されており、そこには形も口径も違う多数のコップに、教師とおぼしき男性がじょうろで水を注いでいる様子が描かれています。その意は、「子どもは一人ひとり性格や能力が異なるから、教師はそれぞれの個性を一心に見つめなければならない」で、本学の建学の精神の一つ「個性の尊重」を表しています。個性を尊重するには、教員と学生が心と心でつながらなくてはなりません。少人数教育、全学部生の卒業研究必修が伝統で、「ゼミの成蹊」と呼ばれるゆえんです。

    また、中村は創立当初から、徹底的に本物に触れる教育を実践しました。その精神は、いまでも「プロジェクトの成蹊」として受け継がれています。校歌に「宇(いえ)は大なり、母校成蹊の宇」とあるように、「大家族主義」のもと、教職員、学生、卒業生等が互いの立場を越えて相互に協力しながら融合教育、共同研究を行う「コラボの成蹊」はいまも健在です。こうした教育の効果もあり、本学の卒業生は、順応性が高い人材として就職先の企業などで高い評価をいただいてきました。ただ、AIなどが台頭するSociety5.0 と呼ばれる超スマート社会に対応するにはより踏み込んだ教育が必要です。

    これからの社会で活躍するには、以下の3つの力が重要になります。まずは、総合的思考力です。長年、人間が社会で培った良識や見識は、当面、AIは持つことはできません。最終判断は、人間の手にゆだねられます。次に、創造的思考力。少ないデータに対する洞察やひらめきはAIからは生まれません。3つ目は、真のコミュニケーション力。様々な場面で求められるホスピタリティ、「おもてなし」などの繊細なコミュニケーションは人間の手に残るでしょう。しかし、総合力や創造力を一人の人間が全てカバーするのは難しい。そこで、チームで協働することが重要になります。チームに選ばれ、そこで活躍するには、どれもが65点の平均点ではだめなのです。例えば戦隊ヒーローものの各メンバーがそれぞれ得意とすることがあるように、ひとつでも95点をとれる得意分野をつくり、つきぬけた人材になることが重要です。その人材が集まってそれぞれが得意とする力を発揮すれば、チームとしての総合力や創造力を最大限発揮できるでしょう。まさに「コラボの成蹊」ですね。

  • 経済学部再編に経営学部の新設 EAGLEで語学力と国際性育む

    本学では、そうした人材の育成に向けて、大規模な大学改革「成蹊ブリリアント2020」を来年度から本格始動させます。来年度、これまで経済経営学科のみだった経済学部を「経済数理学科」と「現代経済学科」の2学科に再編し、さらに経営学部「総合経営学科」を新設します。それぞれの専門性を研ぎ澄ますことで、つきぬけた人材を育成します。

    学部横断型グローバル教育プログラム「E A G L E =Education for Academic and Global Learners in English」では、語学力と国際性に秀でた人材の育成を目指します。1年次の夏休みに3週間、英ケンブリッジ大学に留学するのを手始めに、中長期の海外留学、海外インターンシップで語学力、国際性を身に付けてもらいます。ひとつ秀でたものは必要ですが、バランスのとれた人材として、最低でもひとつ、できれば2つ以上、専門分野以外に秀でているものがあれば理想的です。そうした力を培ってもらうために、副専攻制度を来年度から導入します。特に、これからの時代に欠かせないITスキルを全学部生に取得してもらう狙いで、「総合IT副専攻」は全学部生が履修できるようにオンライン授業を導入する予定です。

    こうした一連の改革の先駆けとなったのが、13年度から始めた産学連携の人材育成プログラム「丸の内ビジネス研修( M B T = Marunouchi Business Training)」です。さまざまな学部の学生が6、7人のチームを組み、大手企業から出された課題の解決についてディスカッションを重ね、その成果を丸の内の会議室といういわばアウェーの空間で、スーツを着て企業の担当者に厳しい緊張感の中でプレゼンテーションします。MBTの7か月の間に学生はみるみる成長します。

    大学に入学してからの4年間には、いろいろな出来事が待っているはずです。大学の4年間を、ぜひわくわくして過ごしてもらいたいですね。成蹊大学では、学生がわくわくできる仕組みをたくさん用意して、皆さんをお待ちしています。

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トピックス

  • 地方出身学生を経済的に支援する「成蹊大学吉祥寺ブリリアント奨学金」

    成蹊大学では2020 年度から、地方出身の学生に安心して勉学に打ち込んでもらうための経済的な支援として、成蹊大学吉祥寺ブリリアント奨学金(成蹊大学地方出身学生予約型奨学金)制度をスタートさせる。
    対象は、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外の国内高校出身者で、入試出願前に奨学生採用の内定がもらえるのが特徴。
    給付額は年間45万円。入学後も、毎年度の成績および家計基準の継続審査をクリアすれば、4年間継続して受給することができる。
    北川学長は、「大学として不可欠な多様性を高めるため導入しました。ぜひこの制度を使い、首都圏以外の地域から本学に進学していただきたい」と話している。

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