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第3回 ウヰルミナジュニアカップ女子小学生英語暗誦大会
大阪女学院 中学校・高等学校/大学・大学院・短期大学

The fear of the Lord is the beginning of wisdom
主を畏れることは知恵の初め

 大阪女学院(大阪市中央区)のへールチャペルで8月24日、「第3回ウヰルミナジュニアカップ女子小学生英語暗誦大会」が開かれました。小学5、6年生の児童31人が出場し、讃美歌や童謡など五つからエントリー時に選んだ課題で英語の暗誦に挑戦しました。

 大阪女学院大学・短期大学の加藤映子学長が大会冒頭、「英語を学ぶと、日本や日本語が全てではなく、世界にはいろいろな考え方があることに気付きます。それはみなさんを成長させる糧になるでしょう。Go for your dream(夢に向かって)」とあいさつ、続いて児童らのコンテストに移りました。

 出場者は、表情や手ぶり、声の強弱など見事な表現力で日頃の練習の成果を発表。加藤学長をはじめ大阪女学院の教諭・教授ら5人の審査員が、発音、表現力などを基準に採点しました。

 結果を待つ間には、大阪女学院大学国際・英語学部2年生の島倉美樹さんが英国の童謡マザーグースの「The house that Jack built(ジャックの建てた家)」を抑揚をつけて語り聞かせた後、同じ英文を1分間に120拍という速いテンポでも披露。島倉さんは「小学生は特に耳がいいので、発音記号に忠実に、細かい部分まで気を使いました。大会はびっくりするほどハイレベルで、英語教育が進んでいるんだなと感じました」と驚いていました。

 レベルが高くて審査は難航。緊張感が漂う中、上位5人の結果が発表されました。壇上の加藤学長が、入賞者一人ひとりに「congratulations!(おめでとう)」と祝福し、賞状と副賞を贈りました。「誰も途中で止まらず、しっかり練習してきたことがわかる発表で、LとRの発音も完璧でした」と全員を高く評価した上で「入賞した方は、全体を通して強弱や流れがあり、それが自然な英語に聞こえました。他の人の良かった部分を吸収して、これからに生かしてください」と締めくくりました。

女学院の生徒・学生が大会をサポート

 「ウヰルミナジュニアカップ女子小学生英語暗誦大会」は初回の開催時から、大阪女学院の生徒・学生が運営を手伝っています。第3回となる今回も、特別国際入試で入学した中学生13人と、大学生3人が、会場の受け付けや来場者の案内、タイムキーパーなどを務め、英語で司会もしました。

 小学生の登・降壇の誘導などを担当した中学3年生の中辻咲来さんは「1回目から運営を手伝っています。楽しくやらせてもらっていることや、練習してきた英語の発表が聞けるので自分の勉強にもなり、やりがいを感じています。審査員が採点を終えた頃を見計らって小学生を誘導するので、タイミングを見極めるのが大変でした。予想外のことにも、うまく対処できたと思います。審査がこんなに長引いたのは初めてで、私も待っている間はドキドキでした。小学生がこんな人前でハキハキと暗誦できるなんてすごいですよね。発表を見て、中学校の学内弁論大会に、初めてチャレンジしてみようかなと思いました」と小学生たちに感化されたようです。

 生徒の取りまとめで、ウヰルミナジュニアカップの設立にも携わった、大阪女学院中学校・高等学校教諭の中藤優子教諭は「運営の手伝いに進んで手を挙げてくれることで、彼女らの成長にもつながっています。自然とそのような気持ちになれるのは素敵なことではないでしょうか」と話していました。


運営に携った大阪女学院の中学生たち

講評

読売新聞東京本社 編集局英字新聞部次長
The Japan News 林 英彰

 小学生の皆さんが素晴らしい英語を話すことに驚きました。ステージの上から発表するだけでも緊張しますが、皆さんは課題をきちんと暗記し、発音の練習もよくしてきたことがわかりました。惜しくも入賞できなかった方々と、1~5位の入賞者との差は本当にわずかでした。今後はぜひ、自分の思っていることを英語で伝える練習もしてみてください。多くの国の人と話ができ、皆さんの視野も広がります。がんばってください。

受賞者

第1位 谷川和霞さん(岸和田市立常盤小学校5年)
題材:All Things Bright and Beautiful

 少し失敗してしまったので、名前が呼ばれた時はうれしいというよりビックリしました。発音に気を付けながら、気持ちを込めて笑顔で発表できました。

第2位 中林樹咲さん(大阪市立南田辺小学校5年)
題材:Mary Had A Little Lamb

 好きな英語を人前でスピーチするのは楽しいだろうなと、ずっと出たかった大会なのでうきうきしていました。練習よりもうまくでき、自信がつきました。

第3位 阿部和音さん(大阪市立常盤小学校6年)
題材:Hands to Work and Feet to Run

 小さい頃から英語を習っていて発音には自信があったので、表現や表情に気を付けて練習してきました。上手な子ばかりで、その中で3位はうれしいです。

第4位 林菜央さん(関西大学初等部6年)
題材:Little Bo-Peep Has Lost Her Sheep

第5位 醤野紗和さん(帝塚山学院小学校5年)
題材:All Things Bright and Beautiful

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