日産AURA e-POWER Interior Impression
「“ 調和”を大切にした質の高い空間づくりに共感します」(支配人)
素材の肌触りや色調グラデーションによる奥行き感など、細部までこだわりを尽くした上質なインテリア。先進性と心地良さの融合が落ち着いた雰囲気を演出する。静けさに満たされた室内から海を眺めるひとときは、何ものにも代えがたい優雅な二人の時間だ。
インテリア
汀邸 遠音近音の支配人・白神健吾さんに日産オーラはどのように映るのだろうか。普段はハイエンドミニバンに乗っているという。「一見とてもシンプルですが、主張を感じさせる外観ですね。いえ、決して威張った印象ではなくて、組み木や切り子といった和の要素で、上質な雰囲気がありますよね」。
空間設計にこだわった宿の支配人らしく、内装についても独特な感性で表現してくれた。「革や布や木目などが過剰に主張するのではなく、バランスよく組み合わされていて落ち着きを感じます。この調和感って、とても大事ですよね。ひとつひとつの質の高さにもこだわりが感じられますね」。「宿ではソファなどの調度品も、自分たちの目で選び抜いて使っています。洗練されたデザインだけれど、人の手のぬくもりが感じられるものを選んでいます」。
「この車のシートの座り心地……。いいですね。身体に合わせて調整したわけではないのに、しっかりフィットしてくれる感じがしました」。
「自分が普段乗っている車の方が大きいのに、オーラの室内は変わらないくらい広さを感じます。それでいてスイッチ類は近くにあって操作しやすいですね。いつもは手を伸ばさなければいけないんですけど、すっと手が届きます。それにすっきりして見える」。
エンジンで発電した電気でモーター駆動を行うe-POWERにより、洋上を滑空しているかのような滑らかな走りで駆け抜ける。静けさの中でリニアに立ち上がる加速や操縦性の高さなど、新しいドライブフィールが味わえる。2021年度グッドデザイン賞を受賞。
ドライビングフィール
車窓から見る鞆の浦の街並みは、人家や海、商店から寺社へと都度表情を変えるが、どれも一幅の風景画のように目に映る。三差路やクランクも多いこの街で、移動の多くを車に頼っているという白神さんが、いつも通り気長に対向車に道を譲る。「このサイズだから狭い道でのすれ違いも楽ですね。アクセルを踏むとすっと動き出してくれるので、停止と発進を繰り返す街中でもとてもスムーズです」。
「それにこの静けさにも驚かされます。外はかなりの雨降りなのに、車の中はすごく静かですね。普段乗っている車は屋根を叩く雨音が意外にうるさかったことを、オーラに乗って気づかされました」。
尾根伝いのドライブルートへと向かうと、ほどなくして雨は上がり、眼前に美しい島並みが広がっていた。スポーツモードのBレンジへと切り替えて走りを堪能。「いつものミニバンだと、アクセルを踏んでからタイムラグがありますが、車が気持ちについてきてくれる感じがします。しかも、アクセルを離すだけで減速してくれるのはとても楽ですね。エンジンブレーキのときのようにブーンと大きな音がしないのにも驚きました。走りも滑らかなので、運転していてリラックスできました。私どもの宿には遠方から『疲れたー』と5~6時間かけてお越しになるお客さまも多くいらっしゃるので、長時間でも快適な日産オーラはお勧めしたい車ですね」。