The Yomiuri Shimbun Business Bureau
お金や経済の仕組みを学ぶ「未来のマネーフェス~楽しく学べる金融経済教育」が東京・大手町の大手町三井ホールで開かれました。タレントの高山一実さんが学級委員長、お笑いコンビ「さや香」の新山さんと石井さん、「ビスケットブラザーズ」のきんさんと原田泰雅さんが生徒となって、会場の約400人の来場者やオンラインの参加者と一緒に授業を受けました。司会は、市來玲奈・日本テレビアナウンサー。
あなたの人生の足りないを
支える保険の選び方
太陽生命
広報部 PR推進課 課長代理
菊地 代惠氏
生徒役:ビスケットブラザーズ・高山一実
「まさか」の時に早く備えておく
市來
4時間目は、太陽生命の菊地代惠先生に保険の選び方について教えていただきます。
菊地
皆さんはどんな保険に加入していますか。
原田
僕は入ってないです。無保険です。
高山
海外の保険をすすめられたけど、よく分からなくて断念しました。
菊地
そんな方も、実は健康保険などの公的保険には、すでに加入しているんです。
きん
それなのに、なぜ民間の保険に入る必要があるんですか。
菊地
いざという時、公的保険だけでは出費をまかないきれない時があるからです。例えば、先進医療は公的保険の適用外なので、治療費が数百万円かかる場合もあります。
市來
どんな保険にいつ加入するかですが、何歳ごろがいい、とかありますか。
菊地
病気になってからでは保険に加入できない恐れもあります。いつ起きるか分からない事故や病気に備えて、入るなら早ければ早いほどいいですね。子供が生まれた時に、お子さんの将来に備える学資保険に加入するのもおすすめです。
市來
長い人生、何が起きるか分かりませんからね。ビスブラの2人も、「全治1年の大けが」、「人間ドックでガン発見」なんてことがあるかも。こんな「まさか」に備え、どんな保険に加入しておけばいいでしょう。
菊地
民間の就業不能保険に加入しておけば、病気やけがで所定の働けない状態になったとき、毎月、年金や給付金を受け取ることができる保険もあります。がん保険も、若いうちから加入することをおすすめします。
原田
やっぱり、保険に入らなあかんなと思いました。まず、死亡保険に加入します!
生活環境に合わせ定期的な見直しを
菊地
でも、安心するのは早いです。保険は、就職や結婚など生活環境が変わったタイミングで見直しが必要です。子供が巣立った時など、それほど手厚い保障が要らなくなった時は見直しで無駄を省けます。また、最近は認知症保険が誕生するなど、社会情勢により必要な保障も変わり、保険の保障内容もアップデートされています。その点からも、定期的に見直すのがいいと思います。
高山
加入を考えようと思うのですが、掛け捨てと満期でお金が返ってくる保険の違いが分からなくて。
菊地
掛け捨ては満期保険金等がない代わりに保険料が割安です。満期保険金等がある貯蓄型は、掛け捨てに比べると保険料は割高ですが、保障と貯蓄が同時にできるメリットがあります。
原田
実際に保険に入るとなると、月々、どれぐらい払うんでしょうか。
菊地
太陽生命が行っている保険料見積もりサイト「スマ保険」を試してみてください。スマホで簡単にできますよ。
市來
これで授業は終わりです。どれも、「後でやろう」ではなく、今すぐ考えることが大事ですね。
高山
きょうの授業、私には四つとも必要でした。何からやろうか、考えるのが楽しみ。
原田
保険料が意外と手ごろだったな。
きん
分からないから手を付けられないものがいっぱいあったけど今日聞いたら簡単だったので、いろいろやってみたいと思いました。
ホワイエでは、協賛各社がブースを展開
会場前のホワイエには協賛各社がブースを設置。イベント開始前やセミナーの合間、終了後に来場者が次々と訪れ、資産運用などについて熱心に質問していた。みずほ銀行は、気軽にNISAやiDeCoについて学べる「みずほNISAカフェ」を開設。SMBC日興証券は、投資についての質問に答えたほか、ブランドパートナーであるイチローさんを起用したオリジナルグッズなどを配布した。ダイナースクラブは、1960年の貴重な紙製クレジットカードなどを展示。太陽生命は、公式キャラクター「いかなキャット」が来場者を出迎え、保険商品の説明を行った。