ヨミドクター漢方ガイド : yomiDr./ヨミドクター（読売新聞）

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　植物など自然の恵みを利用して作られた薬「漢方薬」。日本では古くから不調の緩和などに使われてきましたが、近年はその働きに関する研究が進み、がん医療などさまざまな場面で活用され始めています。「ヨミドクター漢方ガイド」では、漢方にまつわる最新情報をご紹介。漢方関連記事や専門家のインタビュー、イベント情報などをお届けします。（取材した方の肩書は取材当時のもの）

漢方の基礎知識
服用方法や効果など

医療技術の進歩により新しい治療法や薬が次々に開発され、克服できる病気が増えています。その反面ストレスに関連した病気など複雑で治りにくい病気も増えてきています……
2017/6/23

漢方のチカラｖｏｌ．１
不調からがん医療まで活用進む

佐藤弘（日本東洋医学会会長、新潟医療福祉大学教授、東京女子医科大学名誉教授）
病院の検査では異常なしと言われたけれど、やっぱり体がつらい……
2017/6/30

漢方のチカラｖｏｌ．２
深刻な食欲不振への働きを解明

乾明夫（鹿児島大学大学院心身内科学教授、鹿児島大学病院漢方診療センター長）
近年は漢方薬に対する研究が進み、心身に効果を及ぼす仕組みやメカニズムが……
2017/9/19

漢方のチカラｖｏｌ．３
高齢者医療での使用拡大に期待

大澤誠（医療法人あづま会理事長／大井戸診療所院長）
複数の病気を持つ患者が多い高齢者医療において、いま改めて漢方薬の力が注目されています……
2017/11/29

漢方のチカラｖｏｌ．４
女性ならではの不調にも対応

玉田真由美（麻布ミューズクリニック院長）
漢方は、月経前症候群、月経困難症、更年期症候群といった世代によって移り変わる女性特有の症状や、冷えや疲労感など……
2018/2/13

漢方のチカラｖｏｌ．５
呼吸器疾患への有用性を実感

相良博典（昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科学部門教授）
近年、漢方はぜんそくや喉の炎症といった呼吸器疾患の治療にも使われ始めています。特に、呼吸機能の……
2018/8/31

漢方のチカラｖｏｌ．６
新たな科学的根拠に注目集まる

二神生爾（日本医科大学消化器内科学教授／日本医科大学武蔵小杉病院消化器内科部長）
胃痛や胃もたれ、胸やけなどの症状があるのに検査では異常が認められない──。そうした病気は……
2019/10/21

漢方のチカラｖｏｌ．７
個々に合った便秘治療が可能に

中島淳（横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学教室主任教授・診療部長）
便秘が続いても病院に行かずにいる人は意外に多いのではないでしょうか。しかし、実は便秘は心筋梗塞などにも……
2020/8/21

漢方のチカラｖｏｌ．８
摂生に努め「新生活」に備える

新井信（東海大学医学部専門診療学系漢方医学教授）
ウイルスや細菌などが原因となり、のどや気管支といった呼吸器に発症する呼吸器感染症。いわゆる風邪（風邪症候群）や……
2021/2/19

漢方のチカラｖｏｌ．９
女性特有の症状に細かく対応

丸山綾（霞が関ビル診療所婦人科医）
女性特有の症状としてよく挙げられているのが、生理不順や自律神経の不調、そして不安やイライラなどメンタル面の悩み……
2021/11/26

漢方のチカラｖｏｌ．１０
心と体、どちらにも働きかける

岡留美子（岡クリニック院長／精神科医）
心理的なもののほか様々な要因が絡み合って引き起こされるメンタルヘルスの不調。最近では新型コロナウイルスの影響も……
2021/12/20

漢方のチカラｖｏｌ．１１
生活習慣病の複数の症状に作用

萬谷直樹（ベイサイドクリニック院長)
日々の生活習慣が発症につながることの多い生活習慣病。古代中国の書にも、糖尿病や高血圧などの治療に漢方薬が使われ……
2022/3/28

漢方のチカラｖｏｌ．１２
女性の肌の不調と漢方医療

佐々木豪（医療法人佐々木皮膚科〈盛岡市〉院長・理事長／東京医科歯科大学医学部皮膚科臨床准教授）
肌荒れや吹き出物、湿疹といった肌の不調は、女性にとっては特に気になるもの。これらの症状は女性ホルモンと関係……

フォーラム「がんと生きる ―こころとからだ私らしく―」　協賛：株式会社ツムラ

　２人に１人がかかるといわれる「がん」。このフォーラムでは、最新の医療情報や本人に寄り添う支援のありようについて、当事者や医療者が語り合います。治療の副作用を軽減する支持療法、心や体の痛みに寄り添う緩和ケア、活用が進む漢方薬など、いま知っておきたい情報をわかりやすくご紹介。このコーナーでは、聴講者の募集情報とともにフォーラムの模様も掲載していきます。