知ってほしい、介護のいまと楽しさ

「4人に1人以上が65歳以上の高齢者」であるいまの時代、福祉や介護は社会全体の関心事になっています。そんな福祉・介護のしごとの魅力を伝えるために始まったのが「介護のしごと魅力発信等事業」です。
 その事業の一環として11月10日(日)より、日本の福祉・介護の“いま”を伝えるテレビ番組「にっぽんの要」(BSフジ・全5回)が放送されます。今回は同番組に出演する俳優の要潤さんと現役の介護福祉士でありモデルの上条百里奈さんにお話を聞きました。
要潤さん上条百里奈さん

―「介護のしごと」のやりがいは?

上条さん:

その方がこれまで生きてこられた人生を振り返りながら、未来を共に創造することができます。世代の違う方とのお話は楽しいですし、生きていく上で大切な知恵や心得をたくさん教わります。「100年生きてきて、今が一番幸せよ」とご利用者から言われたときは、言葉では言い表せない気持ちになりました。

―現在の介護現場の課題は?

上条さん:

人材不足は深刻な課題ですが、その背景には「情報不足」があります。無関心ではいられるけど、無関係ではいられないのが介護。より多くの方に参加してもらえるように、正しい情報を適切な場所に届ける必要があります。

―現在、介護に携わっている人やこれから介護のしごとに就きたいと思っている人へメッセージをお願いします。

上条さん:

年をとらない人なんていません。誰かの人生に深く関わり、その方の人生を豊かにすることで自分の人生も豊かになっていく、その過程をぜひ楽しんでください。そして、全ての人の人生の最終章の在り方を模索し、人生を全うすることの素晴らしさを私たちから伝えていきましょう。

上条百里奈さん

―これまでの「介護のしごと」のイメージは?

要さん:

漠然と「大変だろうな」と思っていました。また、すごく専門性の高いしごとで「一生懸命勉強してきた人や資格を持っている人でないと高齢者の役に立てない」と考えていたところもありましたね。

番組に出演して、介護に対する認識に変化はありましたか?

要さん:

学生が積極的に高齢者と交流する姿などを見て、「僕たちにできることは意外とあるんじゃないか」と思いました。施設でお手伝いをしたり、高齢者と会話をしたり、ちょっとしたことが介護の一助になるのではないでしょうか。

―これからの介護に期待することは?

要さん:

介護のプロだけでなく、異業種の人たちもそれぞれの専門性を生かし、協力して介護に取り組むような社会が実現できれば理想的ですね。そのためには、街や地域の雰囲気づくりも大切でしょう。僕ももっと問題意識を持って行動するとともに、多くの方が「何かしら介護に参加しよう」と思えるような呼びかけなどをしていけたらと思います。

要潤さん

「介護のしごと魅力発信等事業」とは

福祉・介護分野への多様な人材の参入促進を目的として令和元年度よりスタートした同事業。公募により選定された事業実施団体が、福祉・介護のしごとの魅力を伝えたり、イメージを向上させたりするための「体験型・参加型イベントの開催」や「世代横断的な広報活動の展開」などを実施しています。

  • 厚生労働省
  • 株式会社サンケイビルテクノ

本プロジェクトは厚生労働省補助事業「介護のしごと魅力発信等事業(福祉・介護の体験型・参加型イベント実施事業)」として実施

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