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※掲載の肩書は取材当時のものです。

自分を成長させてくれた「日米学生会議」~学習院大学の参加者たちが得た力~

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価値観が異なる相手との「相互理解」を体感

実際に日米学生会議に参加してみてどうでしたか?

細越 賢(学習院大学 経済学部経営学科3年)

長谷川
 第70回は米国で開催され、四つの都市を回りながら議論を行いました。「異なる価値観との対話」をメインテーマに、テクノロジーや働き方、環境、宗教、アイデンティティなど様々なトピックを扱う七つの分科会で議論したほか、有識者を招いたパネルディスカッションも実施しました。実行委員長は分科会に参加せず、全体を俯瞰して調整やリスクマネジメントなどを行う立場でしたが、この経験を通して臨機応変な対応力が身についたと実感しています。また、事前準備では開催の1~2か月前に自主研修を組んで、新潟県の佐渡島と中国の北京に行きました。ここでは、人口減少などの日本の課題と、日米関係における中国の重要性などを学ぶことができました。
細越
第70回のとき僕は参加者の一人で、分科会のトピックは「働き方と家族」でした。その人の経験や環境によって意見がかなり異なるため、客観的に議論するのが難しく、衝突が起こることもありました。でも、そんな白熱した議論を通して「自分がどう生きたいか」を見つめ直すことができました。他人の意見を拒絶することなく柔軟に取り入れる、でも自分の意見はしっかり持っておく──。そういう生き方をしたいなと会議の途中で気づき、以降はそう話すよう心がけました。前からぼんやりと思っていたことが、3週間の間に明確な形になったのです。
私は第66回の米国で開催された会議に初めて参加して、「芸術とアイデンティティ」というテーマの分科会に参加し、議論をしました。特に印象的だったのは、日米のジェンダーの違いを芸術の面から見るというテーマです。フィールドワークで美術館へ行ったほか、女性やトランスジェンダーの描き方が日米間でどう違うかなどについて議論し、価値観の多様性を実感できました。日米学生会議の目的は、社会の課題を見つけて解決策を考えることと、多様な価値観を相互に理解すること。メインテーマは回によって変わりますが、この目的はずっと受け継がれていますね。
細越
第71回は、日米それぞれのローカルな立場から世界の課題に対して何ができるかを考える、といったテーマになる予定です。同時に、価値観や相互理解というキーワードも必ず入ってくるでしょう。会議は、日米の学生が互いの違いを認め理解し合うことの大切さを肌で感じる場でもあると思います。
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