「遊ぶ」も「休む」も思いのままフィジーで“最幸”のひとときを : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

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美しい島々からなる楽園フィジー

　大小３３０以上の島々からなるフィジー。２０１７年に「世界幸福度調査」で１位^※に輝いた、幸せに暮らす人が最も多い国だ。青い海や白い砂浜、緑いっぱいの島、親しみやすい人々などで知られ、「南太平洋に浮かぶ楽園」とも呼ばれるこの国は、まるで家族のようなおもてなしで旅行客も幸せにしてくれる。本島はもちろん、周辺の島にもそれぞれ独自の魅力があり、中には小さな島をまるごとホテルにしたアイランドリゾートも。お気に入りのリゾート地を見つけるのもフィジー旅行の醍醐味の１つだ。
※ギャラップ調べ

心が安らぐ色彩豊かな自然

　フィジーには手付かずの自然が多く残っており、雄大な景色や色とりどりの動植物を見ているだけでも心が安らぐ。また、釣りや水上スキーのような代表的なものから、限られた島でしか体験できない特別なものまで、豊かな自然を満喫できるアクティビティーも豊富だ。中でも一押しは「ダイビング」。サンゴ礁と１２００種類もの魚たちが織りなす鮮やかな景観は圧巻で、これを目当てに世界中から旅行客がやってくるほど。壮大な自然との触れ合いは日本での日常を忘れさせてくれるだろう。

伝統を受け継ぐフィジー文化

　古くからの儀式や芸能が守り継がれているフィジー文化。「カバ」という飲み物を飲み交わす「カバの儀式」は大切なコミュニケーションの１つで、旅行客を迎え入れる際にも行われる。他にも、滞在するホテルによっては、神に霊力を授かったという神話に端を発する「火渡りの儀式」や、伝統の「メケダンス」が披露されることも。また「ロボ」などの伝統料理を味わうことでもフィジー文化に触れることができるだろう。人と人、そして人と自然とのつながりを大切にするフィジー文化は我々に新たな価値観を教えてくれる。

ホスピタリティーあふれる温かい人々

　陽気でフレンドリーなフィジー人。町やリゾートでは「ブラ」というあいさつと笑顔で旅行客を歓迎し、リゾートを発つ時は「イサレイ」という別れの歌で見送る。そして滞在中は「せっかく来てくれたのだから、楽しんでほしい」という精神でもてなす。そこには見返りを求めない、無償の愛が存在する。他人の幸せを願うフィジー人の優しさに触れたとき、この島々の本当の魅力に気づくはずだ。どこか人間関係が希薄になりがちな現代において、フィジー人との交流は、人の温かい心に触れる貴重な機会になるだろう。

基本情報 What’s Fiji

●正式国名：フィジー共和国
●人口：約９０万人（２０１６年）
●時差：日本より３時間早い
●首都：スバ
●公用語：英語
●通貨：フィジードル（Ｆ＄）
　Ｆ＄１＝５２．８円（２０１８年２月）

フィジー・エアウェイズ
直行便再就航でアクセス良好

　今年の７月３日から、９年ぶりに成田・ナンディ間の直行便が復活する。これによりフライト時間は約８時間４０分に短縮。笑顔が待っているフィジーへの旅行がより手軽なものになった。

例えば３泊５日でも働いてる人もうれしい　金夜出発▶︎火曜帰国でこんなに満足！

　金曜日の夜便を利用することで、週末の旅行でも、たっぷり３日半フィジーに滞在することが可能。時差も３時間と比較的短いため、時差ボケの影響が少ない。下はプランの１例だが、自分らしい旅の計画を立ててみてはいかがだろうか。

１日目（金）	２１時２５分成田発便でナンディへ。この日は機中泊。
２日目（土）	９時ナンディ着。ホテルへ移動してチェックイン。午後からはボートで海を堪能。
３日目（日）	プロゴルファーが設計したゴルフ場でラウンド。
４日目（月）	日頃の疲れを癒すスパ。その後は自然に囲まれたホテルで休息のひととき。
５日目（火）	ホテルチェックアウト後にショッピングを満喫。１３時２５分ナンディ発便で帰国。

ウエディングでも人気憧れの海外挙式をフィジーで

　フィジー人の温かいおもてなしを受けながら、目の前に海が広がる自然豊かなチャペルやビーチで挙げる結婚式は格別。生涯忘れられない思い出になるだろう。必要な費用が比較的少ないのもうれしい。リーガル・ウェディングが可能なフィジーで挙式をすると、日本の戸籍には「フィジー共和国方式により婚姻」と記載される。フィジーで、記憶にも記録にも残るウェディングを。