津田梅子の父の名前がついた「津田仙メニュー」給食!佐倉市の全小中学校で実施【千葉県佐倉市】

(その他 )

佐倉市
新五千円札の新たな顔となる津田梅子と、農学者である父・仙。郷土の歴史・文化を学ぶ「佐倉学」の一環として、佐倉ゆかりの偉人を称えた給食が今年もふるまわれました。

 日本初の女性留学生・津田梅子を6歳でアメリカに送り出したのは、佐倉藩出身で開明的な父・津田仙でした。津田仙は、江戸幕府の使節団の通訳としてアメリカに渡った経験があり、帰国後には西洋野菜の栽培に着手し、農学者として西洋野菜の国内普及の第一人者となりました。 郷土の偉人・津田仙の功績をたたえようと、佐倉市内の全小中学校(34校)では「津田仙メニュー」給食を毎年度実施しています。佐倉市自慢の自校式給食の特色を生かし、津田仙が日本に広めた西洋野菜を使った各校独自のメニューが給食に登場します。 今年は、昨年度の「佐倉学子ども作品展」で市長賞を受賞した、佐倉市内児童が考案したメニューも登場しました。


津田仙メニュー給食(一例)
 千葉県佐倉市のすべての小中学校には給食用調理室が整備され、栄養士が常勤し、「自校式給食」が行われています。献立づくり、食材の仕入れ、調理はすべて各校に任されているため、学校行事や食育の授業内容に合わせた献立、地元野菜を使ったおかずを学校独自に提供しており、おいしくて温かいご飯は子どもたちに好評です。
 そんな佐倉市ならではの給食として約15年前から行っているのが、津田仙の功績をたたえる給食の提供です。
 佐倉市では、社会教育・学校教育いずれの分野においても、郷土の歴史・自然・文化や偉人を学ぶ「佐倉学」に取組んでいます。そのため、西洋野菜を日本に広めた農学者の津田仙や、その次女・津田梅子の偉業についても多くの児童・生徒が学んでいます。
 その佐倉学の一環として、佐倉市のすべての小中学校では、津田仙が日本に普及した西洋野菜を使った「津田仙メニュー」給食を、仙の命日である4月24日前後に提供するのです。
https://sakulike.city.sakura.lg.jp/raise/553/ (リンク先は2019年実施の様子)
給食時に佐倉学を学ぶ
 今年の4月24日には、昨年開催した「佐倉学子ども作品展」にて市長賞を受賞した、佐倉市立根郷小学校(現在6年生)児童が考案した津田仙メニューが、母校の給食のメニューとして登場しました。
佐倉市立根郷小学校の津田仙給食
◇日にち:2024年4月24日(水)
◇場所:佐倉市立根郷小学校(千葉県佐倉市城454)
児童が考案した佐倉学子ども作品展市長賞のメニューが母校で振舞われた
 また、佐倉市市制70周年記念を祝い、津田仙や津田梅子の紹介とあわせて、全小中学校の津田仙給食メニューが佐倉図書館等新町活性化複合施設「夢咲くら館」(千葉県佐倉市新町40-1)で2024年6月5日~30日に展示予定です。

本日の献立:津田仙の野菜グラタン
【お問い合わせ】
佐倉市役所 教育委員会 社会教育課
TEL:043-484-6189
FAX:043-486-9401
E-mail:shakaikyoiku@city.sakura.lg.jp
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