出展商品
伊達のあんぽ柿
伊達市梁川町五十沢(いさざわ)地区で誕生した「伊達のあんぽ柿」。改善と研究を重ねて、100年前に独自の硫黄燻蒸技術を産み出しました。その技術は、地元に脈々と受け継がれているだけでなく、全国にも広がりました。輝くような美しさと、とろけるような食感、濃縮された甘みで、高級食材とされています。ビタミンやミネラルなど栄養も豊富です。
柿を並べたカゴをスノコの上にのせ、スノコの下で硫黄を焚(た)いて燻(いぶ)します。燻し終わった後は柿を吊るして自然乾燥させます。硫黄燻蒸は酸化防止などの効果があり、独特の柔らかな食感を生み出します。
ゆうやけベリー
福島県が10年の歳月をかけて開発したいちごの新品種「ゆうやけベリー」。「とちおとめ」と「かおり野」を掛け合わせ、つややかに光る大粒のいちごです。豊かな甘みとフレッシュな香り、そして酸味のバランスが抜群のおいしさを奏でます。今年度の栽培面積は0.6ヘクタールで、18トンの収穫が見込まれており、2025年度までには10ヘクタールに増える見通しです。
1万7千件以上の応募があった名称候補のなかから、「イチゴの鮮やかな赤色をうまく表現している」として、県内在住の方の案が採用されました。
伊達鶏の「肉ゴロッとおにぎり」
「ふくしま三大ブランド鶏」のなかでも出荷数トップを誇る伊達鶏を、1個あたり40~50gも使用した肉ゴロッとおにぎり。伊達鶏のうまみを引き立たせる醤油ベースのつゆで1時間ほど煮たあと、一晩かけて味をしみこませます。ジューシーな肉と、優しいつゆが香るごはんの相性は抜群で、一日に900個以上売れることもあるほどの、人気商品です。「お弁当・お惣菜大賞2019」のおにぎり部門で最優秀賞に選ばれました。
1985年に飼育を初めて以降、料理人からの「料理がおいしくなる鶏に」という要望に応えるべく、改良が重ねられてきました。現在はミシュランにも認められた焼き鳥店や、有名フランス料理店などでも取り扱われています。
いちごサイダー
伊達市のいちご農園松葉園で、一つひとつ丁寧に育てられたいちごを使用しています。蓋を開けた瞬間から、完熟いちごの甘い香りが漂います。ひんやりと冷えた瓶を傾ければ、泡がシュワシュワと口の中で弾けて爽快感たっぷり。イチゴと一緒に楽しむのも、おすすめです。ラベルに描かれた言葉通り、飲むと笑顔になる、老若男女に愛されるおいしさです。
道の駅りょうぜんのオープンに合わせて開発。当時、福島県では初のいちごサイダーでした。着色料を使わない自然の透明感も、こだわりの一つです。
伊達市の銘菓
かきどら
小豆の風味が香るしっとりなめらかなホイップクリームと、刻んだ生柿の蜜漬けを挟んだ、冷やして食べるどらやき。まん丸で空気を含んだふわふわの生地もたまりません。
プレミアムあんぽ柿本陣
地元大学、企業のプロジェクトで誕生したスイーツ。自然な甘さのあんぽ柿と栗きんとん、コクのあるマスカルポーネチーズの三つの餡を、白玉餅で包んでいます。
ino DATE
農作物への被害を防ぐため駆除されたイノシシを、活用するオリジナルレザーブランド。伊達市の特産である天蚕(てんさん)と組み合わせたレザーバッグ、通気性に優れたファーストシューズなど、さまざまな商品を販売しています。人気は、干支の動物を模したキーホルダー。2023年の干支のウサギは、飛躍や向上を意味する縁起ものです。バッグのチャームやキーホルダーとして持ち歩いてみてはいかが。
イタリア語のかわいい・小さなという意味の接尾辞「ino」、「イノシシ」、「いいもの」の3つを組み合わせて名付けられました。