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作文コンクール20回記念対談 渡辺・前総長×華恵さん

「全国高校生・留学生作文コンクール」は、拓殖大学国際開発学部(現国際学部)の設置を記念し、国際協力、国際理解、社会貢献の重要性を広く伝えることを目的にスタートした。今年20回目の節目を迎えるにあたり、このコンクールの立ち上げに携わり現在は特別審査委員を務める渡辺利夫 拓殖大学学事顧問(前総長)と、タレントでエッセイストの華恵さんに、「よい文章を書くために」をテーマに語り合ってもらった。

渡辺 華恵さんは小学校3年生の時から3年連続で全国小・中学校作文コンクールに入選し、特に5年生の時は最高賞の「文部科学大臣賞」を受賞されました。6年生の時に初のエッセイ集を出されていますよね。文章を書くようになったきっかけは何だったのでしょう。

華恵 小学生の頃、鍵っ子だったのです。母にその日あったことを伝えるために、交換日記を始めたのがきっかけです。

渡辺 華恵さんの文章を読んでいて感心するのは、自然に言葉が紡ぎ出されているところです。事前に構成とか考えず、思うがままに文を綴っているようにさえ感じられます。

華恵 実は、構成はきっちり固めてから書くタイプです(笑)。手書きで書きたいことを書き出し、それを元に書いた後に直しを入れる作業を行うのですが、提稿する際に、「もう、これで許してください」という気持ちになるくらい、それを繰り返します。人によっては、最初に書いた文が一番よいということがあるかもしれませんが、私の場合は直せば直すほど、よくなっていくと思っています。

渡辺 そういう苦労を感じさせないところいいですね。文章を直すことを、「朱を入れる」と言いますよね。若い人には、朱を入れる作業をしてほしいですね。あと短い文章をつなぎながら、一つのエッセイに仕上げているのに感心します。

華恵 それは意識してやっていることです。

渡辺 語彙も豊富ですよね。よく若い人が「かわいい」という言葉を使います。それを、同義語の「あいらしい」「いじらしい」「しおらしい」に言い換えると、より味のある文章が書けますよね。

華恵 私の場合、6歳で日本に移り住んだ時は、英語しか話せませんでした。日本語を修得するために、自分で英語を一切使うことを禁じ、赤ちゃんのような感覚で、覚えていきました。

渡辺 単に英語の単語を日本語に置き換えるのではなく、自分の感覚に近い言葉を探す経験をしたから、語彙が豊富になったのでしょう。

華恵 英語の「cute」が、日本語の「かわいい」かというと、辞書にはそうありますが、ちょっと違うような気がするのです。

渡辺 今年、節目の20回目を迎える「全国高校生・留学生作文コンクール」(応募は9月10日必着)のテーマは、「2020年、その時私は」です。華恵さんは今回、初めてコンクールのゲスト審査員を務めるわけですが、どのような点に着目して作品を読みたいですか?

華恵 自分の気持ちに沿って素直に書いているかどうか、ですね。そこで「うれしかった」としておくと、おさまりがよい時もありますが、やはり本当の気持ちの方がよく伝わると思うのです。へんな正義感でなくて、本音で書いてもらいたいですね。渡辺先生は、どうですか?

渡辺 自分の言葉で書いてほしいですね。そして、「自分」を書いてほしい。むずかしいテーマだと思いますが、書きがいのあるテーマでもあります。

華恵 たくさんの応募があるとよいですね。

渡辺 私もそう願っています。

写真

渡辺利夫学事顧問(左)とタレント・エッセイスト華恵さん(右)

渡辺利夫学事顧問 華恵さん 談笑風景
特集大学
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