広告 企画・制作 読売新聞東京本社ビジネス局
この街にいること、この街で暮らすことが脱炭素に!
麻布台ヒルズが映し出す都市づくりの未来
「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 – Modern Urban Village –」。そのコンセプトのもと、“Green & Wellness”を掲げ、ここに住む人、働く人、集う人が自然と調和し、健康で豊かに生きる街をめざした「麻布台ヒルズ」。この街には、都市開発を手掛ける森ビルがめざす、未来の都市づくりへの思いが込められています。地球温暖化など世界中で環境問題が深刻化する中で、これからの都市に求められるものは何か、麻布台ヒルズから探りました。
緑に包まれ自然と調和する
「立体緑園都市」をめざし
広い敷地を生み出し
人と環境にやさしい街へ
麻布台ヒルズは安全・安心、快適で、環境にやさしい街をめざし、300人もの権利者と30年以上にわたり対話を重ね、再開発事業によって昨年11月に誕生しました。ここでは、個々に持つ土地をまとめることで8haにもおよぶ大きな敷地を生み出し、建物を超高層化することで地上に広々とした緑地やスペースをつくり、さまざまに利用できるようにしています。それが「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体緑園都市)」です。
超高層タワー「森JPタワー」を中心に、街の中には、オフィスや住宅、商業施設、ギャラリー・ミュージアムといった文化施設など、多彩な都市機能が徒歩圏内にある環境を整備。職住近接により空いた時間で、仕事帰りにアートを楽しむなど、新しいライフスタイルを実現できます。
やすらぎと憩いの場では
多彩なイベントも開催
街の中心にある緑豊かな中央広場はやすらぎや憩いの場であるとともに、多彩なイベントを通し新しい出会いを演出。水と緑が身近に感じられる緑地や雑木林のような街路では、ウォーキングなどの健康づくりや、季節ごとのワークショップなど、多彩なプログラムも楽しめます。街にはミカンやブルーベリーが植えられた果樹園や菜園もあり、これら街全体の緑化は都心部のヒートアイランド現象緩和にも寄与します。
資源循環の意識向上へ
街のパートナーとも協調
街全体の廃棄物削減へ
各テナントも協力
かけがえのない地球の資源を循環利用するため、さまざまな方々と協働して効率的な資源利用による廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用を推進しています。そのひとつが、廃棄物量の見える化です。オフィス入居企業や店舗ごとの廃棄物量を日ごと、品目別で計量、数値化し、可視化するWEBシステムを初導入。各社が自社の廃棄物削減・リサイクル率向上に向けた、より具体的な戦略立案を可能にしました。また廃棄物削減の努力がコストメリットとして反映される仕掛けも行っています。
飲料メーカーと連携し
ボトルtoボトルを実現
さらに、資源循環とCO2の排出量削減をめざし、飲料メーカーと連携し、使用済みペットボトルを新しいペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」を街全体で実現しました。 また、マイボトルの利用促進に向けて、中央広場に衛生管理に配慮した給水スポットを設け、皆さんが散策したりランニングしたりする際に利用できるようにしています。
人と自然が調和する都市のあるべき姿を追求
脱炭素への貢献に向け
エネルギー供給を最適化
街で使う電気はすべて
再生可能エネルギー
街全体で使うエネルギーについて、どうすれば環境への影響を減らし、脱炭素実現に貢献できるかも重要なテーマです。そこで、電力に関しては、「RE100(事業に使う電力を再生可能エネルギーにする国際的な枠組み)」に対応する実質再生可能エネルギーを街全体に供給しています。これにより、オフィスや商業施設、住宅、イベント施設などから電気自動車の充電器に至るまで、麻布台ヒルズで使われるすべての電力によるCO2排出量は、実質ゼロとなっています。
エネルギー利用を
無駄なく賢く効率的に
麻布台ヒルズは、エネルギーの使用傾向が異なるオフィスや住宅、商業施設、ホテルなどを集積させ、街全体でエネルギー需要の平準化を実現し、エネルギー効率を高めています。森JPタワーの地下に配した「高効率エネルギーセンター」(自家発電施設)では、AIを導入し、気象予報や運転実績のデータなどをもとに予測した最適な運転計画を立て、各ビルに効率的な電気と熱の供給を行っています。
さらに、外気温に比べ夏は冷たく冬温かい下水の熱を回収し、街全体の冷暖房の一部に活用して、年間約70トンのCO2排出量削減に貢献。水についても、雨水をためて植栽に散水したり、住居棟の雑排水を森JPタワーのトイレ洗浄水に利用するなど、ビル間で有効利用しています。
温室効果ガス実質ゼロへ
目標めざし加速!
森ビルグループの、2019年度の事業活動に伴う温室効果ガス排出量は約68万4千トン。それを基準排出量として、自社の排出(Scope1+Scope2)を2030年度までに50%削減、事業活動に関連する他社の排出(Scope3)については2030年度までに30%削減し、共に2050年度までに実質排出ゼロ(ネットゼロ)とする目標を定め、取り組みを加速しています。
環境や健康への評価で
国際的な認証を取得
環境性と健康を両立
「LEED」「WELL」取得
ご紹介してきた街全体の緑化やエネルギーの効率的な利用などへの取り組みは、国際的にも高く評価され、さまざまな認証を取得しています。
環境に関する国際的な認証である「LEED」では、「再生可能エネルギーによる電力の供給」や「地域の高いエネルギー効率」などが評価され、麻布台ヒルズ全体で最高ランクの予備認証を取得。また「入居テナントと協働した省エネ」への評価などで、森JPタワーのオフィス・商業施設部分が最高ランクの予備認証を取得しています。(2024年度本認証取得予定)
一方、健康に関する認証の「WELL」では、「中央広場を中心とした緑化」や「高い室内空気質環境」などで高い評価を獲得。森JPタワーのオフィス・商業施設が最高ランクの認証を取得しました。
麻布台ヒルズが
未来に向けた提案に
麻布台ヒルズは、「人」を発想の中心におき、自然と調和しながら誰もが豊かに暮らせる街づくりをめざして誕生しました。それは、これからの都市のあるべき姿の追求であり、人々の健康やエネルギーの有効利用、生物多様性の保全、防災力の強化、脱炭素の実現など、世界が取り組む多様な課題に対する、森ビルのひとつの解の提案でもあります。
見えないところにまでこだわった人や環境への配慮で、より多くの皆さんに心地よさや安心感を届ける。麻布台ヒルズはこれからも、ここに暮らすこと、働くこと、そして集うこと自体が、自然と調和した豊かな生き方につながる街を目指します。