横浜市立市民病院

病院の実力2021 > 横浜市立市民病院

横浜市立市民病院安心とつながりの拠点
緑に囲まれたパークホスピタル誕生。
YOKOHAMA MUNICIPAL CITIZEN’s HOSPITAL

石原 淳

病院長
石原 淳

いしはら・じゅん/1979年慶應義塾大学医学部卒。同大学病院や関連病院の小児循環器科を経て、98年横浜市立市民病院に入職。2013年より現職。


 昭和35年に内科・小児科・外科・産婦人科の4科42床で開院した当院は、横浜市の基幹病院として最善の医療提供に努めてきましたが、施設の老朽化を受けて令和2年5月に移転しました。港に近く、海抜40mの三ツ沢公園に隣接した34科650床の新病院では、各階とも窓から外の景色を充分楽しんでもらえるよう配慮しています。
 施設面では機能性を重視して、手術室やICU、先端的医療機器を拡充しました。また、第一種および第二種感染症指定医療機関として、陰圧室を分散配置しました。更に全室個室化した感染症病棟は、外部からの専用入口を設けている地下1階の感染症外来と専用エレベーターで直結し、より一層機能を充実しました。これからも全職員一丸となって皆様の安心の拠り所となるよう努めてまいります。

岡本 浩明

がんセンター長
呼吸器内科長
岡本 浩明

おかもと・ひろあき/1984年順天堂大学医学部卒。94年横浜市立市民病院に入職。専門は呼吸器内科、腫瘍内科。TORG(胸部腫瘍臨床研究機構)理事長。


 予防から緩和ケアまで横断的連携による、がん診療体制のもと、症例数県内1位※の悪性リンパ腫をはじめ、大腸がん、肺がん、前立腺がん、膀胱がんに特に専門性を発揮。腹腔鏡や胸腔鏡の低侵襲手術にも注力しています。総合病院として、がん以外の合併症も一体的に診られ、高齢の患者さんや認知症への対応も磐石です。新病院では外来化学療法室を30ブースに拡充。また、がん相談支援センターではピアサポート、社労士による就労支援に加え、がんサロンとアピアランスケア対応の美容室を新設。看護師を中心に親身のケアに努めています。令和元年開設のがんゲノム外来では、すでに55名が遺伝子パネル検査を受け、的確な薬剤治療につなげています。※2019年度厚生労働省DPC公表データ病院情報局(https//hospia.jp)より出典

高精度放射線治療装置(リニアック)

高精度放射線治療装置(リニアック)
従来から年100例以上のIMRTに加え、リニアックの機種更新で高度放射線治療体制を強化。頭頸部や脳、肝への治療も展開。

手術支援ロボット(ダビンチ)

手術支援ロボット(ダビンチ)
2020年9月の導入以来、泌尿器科、産婦人科、さらに呼吸器外科や消化器外科で活用。術者のコンソールは2台あり、訓練環境も万全。

地域周産期母子医療センター

地域周産期母子医療センター
陣痛開始から出産後まで同じ部屋で過ごせるLDRを個室で5室新設。一人ひとりの思いに寄り添った出産を支援。

脊椎・脊髄病手術の実績(2020年1月~12月)

快適で上質な特別室
全650床のうち178床を個室化し、4床室も個人のスペースに配慮。こだわりの内装による特別室は、みなとみらい方面を一望。

HOSPITAL DATA

横浜市立市民病院

横浜市立市民病院
〒221-0855 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1
TEL.045-316-4580(代表)
https://yokohama-shiminhosp.jp/


地域がん診療連携拠点病院 / 救急医療指定病院 / 災害拠点病院 / 地域医療支援病院 / 神奈川DMAT指定病院