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ブリストル マイヤーズ スクイブが東京・大手町に新拠点 「One Team」で患者さん第一主義を加速

世界をリードするバイオファーマ企業「ブリストル マイヤーズ スクイブ」が7月1日、日本本社を東京・大手町に移転した。日本有数のオフィス街に新しく完成した「Otemachi Oneタワー」に入居し、新宿と丸の内に分散していたオフィスを統合。今回の移転は、同社が患者のことを第一に考え、今後も日本での事業に継続的にコミットしていく姿勢を示し、同時に働きやすい環境を社員に提供することも目的にしているという。その思いを代表取締役社長のジャン=クリストフ・バルラン氏に聞いた。

新本社を拠点に日本でのプレゼンスさらに向上へ

「ブリストル マイヤーズ スクイブ」は「サイエンスを通じて、患者さんの人生に違いをもたらす」というビジョンを掲げ、深刻な病気を抱える患者さんを助けるべく、革新的な医薬品の開発と提供に取り組んでいます。

アメリカ・ニューヨークに本社があり、世界に50か所以上の拠点を構えるグローバル企業です。日本との関わりも長く、前身の1社であるスクイブ社が日本初の拠点を東京に開設したのは1960年になります。以来、60年以上にわたって日本の医療界をサポートしてきました。今回の本社移転は、そうした日本へのコミットを継続的に強化していくことを示すものです。

弊社にとって、日本はアメリカ、ドイツに次ぐ、大きな市場。日本ではR&D投資、産学連携など外部機関との提携、デジタル開発、そして社会還元活動など、多くの分野に注力しています。次世代の治療法でも先行しており、リーダーとしての地位を着実に固めています。

「2023年までに250万人の日本の患者さんの人生に違いをもたらす」という事業目標も公表しています。現時点で事業は順調に推移しており、目標は計画通り達成することができる見込みです。

「ブリストル マイヤーズ スクイブ」は大手町の新本社を拠点に、これからも日本での事業拡大に取り組み、日本社会で信頼されるメンバーとして、そして誰もが認める一流企業としてのプレゼンスの向上に努めていきます。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 代表取締役社長
ジャン=クリストフ・バルラン
1965年、フランス・リヨン生まれ。リヨン大学獣医学部卒業(D.V.M.)、イギリス・マンチェスタービジネススクールで経営学修士号を取得。グラクソ・スミスクラインやダノンなどを経て、2012年に「ブリストル マイヤーズ スクイブ」入社。同社フランスのゼネラルマネジャーなどを経て、17年11月より現職。

理想的な働く環境が生産性を革新

本社が移転する大手町は、日本の大手企業の本社や多国籍企業の日本支社が数多く集まるビジネスと金融の中心地。そのコミュニティーの一員になることは、弊社が日本でのさらなる成長に力を注いでいることの明確なメッセージになると思っています。

本社移転によって、分散していたオフィスが一つのオフィスに統合され、文字通り「One Team」にまとまることができます。19年に買収したセルジーンとの統合のプロセスもこれで完了します。それらを通じて、働く社員の効率や生産性が大きく向上すると思っています。移転は、社員が誇りに感じる会社の実現に向けた一歩でもあるのです。

入居する「Otemachi Oneタワー」は皇居に面した複合商業施設で、24階から26階までのおよそ2.5フロアを使用します。複数の地下鉄路線の駅に直結し、JR東京駅からも徒歩圏という交通アクセスの良さや、託児所を含むテナント企業向けの多彩なサービスは、働きやすく、多様性に富んだ理想的な職場環境になります。そうした環境で、多様な経験と視点を持つ社員が最良のアイデアを生み、イノベーションを加速させ、変革的な事業の成果達成につながると信じています。

最も眺望のよい場所は社員がくつろぐスペースに

個人オフィスは設けず、完全にオープンな空間で、社員から要望の多かった会議室も各フロアに大小さまざまなものを設けています。皇居の緑が望め、フロアで最も眺望のよい場所も社員たちが集ってくつろげるスペースにしました。また、環境に優しい働き方を実現するため、キャビネット保管文書の削減を中心に「ペーパーレスキャンペーン」も展開する予定です。過去や現在の問題に対処するためのデザインをオフィスには求めていません。これからの未来を形作るデザインこそが必要だと思っています。

社員間の交流を促すスペースに加え、軽食等が購入できる店舗も

医薬品開発を通し患者さんに希望を

私たちは、大手製薬企業としての事業規模と、バイオテクノロジー企業としての敏捷性を兼ね備えたバイオファーマ企業です。がん、血液疾患、免疫系疾患、心血管疾患、線維症の分野で、変化をもたらすイノベーションの創出に取り組んでいます。

同時に開発する治療薬に「ヒューマンタッチ(人としての温かみ)」を取り入れることにも努めています。患者さんが人生を取り戻すことに、大きな喜びと仕事への誇りを感じるからです。弊社のシンボルでもある人の手のデザインは、治すことで互いを思いやることの大切さをシンプルかつ普遍的に表現しています。人間味あるサイエンス、そして患者さん第一主義という私たちのコミットメントも示しているのです。

そうした私たちの想いを知ってもらうため、昨年からがん研究や患者さん支援を目的としたチャリティーバイク(自転車)・ライドイベントを始めました。今年は募金活動も行い、NPO団体への寄付を計画しています。私自身、9月下旬から始まるライドに参加するつもり。そのため、休日は自転車でさまざまなコースを走って本番に備えています。患者さんのことを想いながら走っていると、力が湧いてきます。

私たちは仕事のクオリティー、スピード、そして効率を重視しています。そうすることで治療の選択肢が限られていた患者さんに希望をお届けすることができるからです。研究開発に投資して、イノベーションを追求し、深刻な病気を抱える患者さんのニーズに応え、その人生の向上につながるような革新的で高品質な医薬品を提供することが使命です。移転する本社を拠点に、「One Team」で力を合わせて取り組んでいきます。