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サンケイビル、さらなる飛躍への一歩
Sassyで、Savvyな
「アロフト東京銀座」をオープン
近年、ホテル事業での展開が目覚ましいサンケイビル(本社・東京都千代田区)はこの春、ホテル最大手のマリオット・インターナショナル(本社・米メリーランド州、以下「マリオット」)と手を組み、Sassyで(カッコよくて)、Savvyな(気の利いた)、次世代セレクトサービスホテルブランド「Aloft」の日本初出店となる「ALOFT TOKYO GINZA(以下、「アロフト東京銀座」)」をオープンさせる。これまでの銀座にはない、感度の高いミレニアル世代をターゲットとしたアロフト東京銀座の開業の舞台裏には、互いに価値観を共有するサンケイビルとマリオットとの幸運な出会いがあった。
アロフト東京銀座外観(イメージ)
経営の多角化でホテル事業に進出、銀座へ初出店
昭和通りとみゆき通りが交差する銀座6丁目。歌舞伎座とGINZA SIX(ギンザシックス)まで、それぞれ歩いて3分もかからない最高のロケーションが、アロフト東京銀座の数あるセールスポイントのひとつだ。この銀座の中でも格段と利便性の高い場所に、ホテル開発の構想が持ち上がったのは、2016年のことだった。
サンケイビルの飯島一暢・代表取締役社長CEO(以下、社長)は、当時をこう振り返る。
“1951年創業の弊社は、長くビルの賃貸管理業を主としてきましたが、2000年以降、経営の多角化ということで、たとえば、LEFONDブランドによる分譲・賃貸マンションや老人ホームなどのシニア施設の開発・運営などと徐々に手を広げ、現在はJR池袋駅前に今年7月、オープンする複合施設「ハレザ池袋」(東京都豊島区、一部施設は昨年11月に先行開業)の開発にも携わっております。
ホテル事業への本格進出は、2015年からです。私が社長に就任したのは2012年なのですが、そのころから弊社のオフィスがある大手町かいわいで外国人のバックパッカーが目立つようになってきました。
彼らがどういうところに宿泊し、どういうところを訪ねているかを調べたところ、多くの方が、安いけれど安全面や衛生面で不安がある簡易宿舎に泊まっていることがわかりました。それで、彼らに廉価でセキュリティが担保された宿舎を提供できないかと、秋葉原でゲストハウス型ホテル「GRIDS」をオープンさせたのが、ホテル事業としての最初の取り組みです。
ほぼ同じ時期に、「グランビスタ ホテル&リゾート」の株式を取得し、子会社化することができました。
今回、ホテル開発を行う土地には元々当社のオフィスビルが立っていました。それを再開発するにあたり、用途について、オフィスビルにするか、ホテルにするか、いろいろと検討した末に、ショッピングなどの利便性から考えると、「やはりホテルだろう」と。ちょうど国が観光立国を強力に推し進め始めたのと弊社のホテル事業に勢いがついた時期が重なったこともあり、最終的にホテルに決まりました。”
複数の価値観を共有するマリオットがパートナーに
経営のパートナー探しが始まる。信頼のおける国内外の主だったホテルグループに声がけをする。興味を示した複数のグループから提案を受け、最終的にマリオットと契約するに至った。2018年3月のことだった。
“パートナーを選ぶ際に、三つの条件を設けました。私たちは、銀座という世界でよく知られた土地に、シンボリックな、オリジナリティに富んだホテルを作りたいと考えていました。まず、その希望に応えてくれるホテルかどうか。次に、ホテルのオペレーターとして出店意欲が高いかどうか。そして、同じ価値観を共有しているかどうか。以上の三つの条件を満たしたのが、マリオットだったのです。
マリオットは長い歴史を持つホテルで、その歩みをみると、常に色あせないというか、刷新し続けています。メディア系デベロッパーとして、時代に敏感で、フレキシビリティを売りとする弊社と価値観が近いように感じたのです。”(飯島社長)
一方で、マリオットの側からは、サンケイビルはどのように目に映ったのだろうか。
マリオットの日本&グアム担当エリアヴァイスプレジデントのカール・ハドソン氏は、こう語る。
“ホテルを出店する際に重要なポイントとして、まずはロケーション、続いて、信頼のおけるオーナーであるかどうか、そして、その土地にふさわしいブランドかどうか、この三つが挙げられます。銀座は言うまでもなく、外国人旅行客に最も知られている日本の観光スポットです。オーナーのサンケイビルは、長い歴史を持つ、広く知られた企業です。マリオットには、「People First=従業員を大切にすることで、従業員もお客様を大切にする」という企業理念があり、組織の中で人を育てることをとても大事にしています。サンケイビルからも、それと同じ価値観を感じることができました。”
ミレニアル世代にふさわしいアロフトブランドを銀座に
ハドソン氏が挙げた三つ目のポイント、「その土地にふさわしいブランド」については、サンケイビル側では当初、「アロフトでいいのか」との懸念があったという。
“部屋のレイアウトや家具の色遣いや、ホテルの入り口から部屋に至るまでの導線に随所にしつらえられた、ちょっとしたアート作品など、それらは従来われわれが持っていたホテルのオペレーションに関する常識を、ことごとく覆すものでした。私の言葉で表現すると、とにかく「とがっている」のです。どちらかというと保守的な銀座に、このように斬新なホテルが受け入れられるかどうか、懸念を感じました。
ところが、マリオットの担当者から、「銀座になぜアロフトなのか」について、「ミレニアル世代にきっと受け入れられるブランドだ」との説明を受けたことで、「銀座でも受け入れてもらえるのではないだろうか」と思うようになり、「GO」サインを出したのです。実際にミレニアル世代の社員に海外のアロフトを視察してもらったところ、「アロフトでいける」との答えが返ってきました。”(飯島社長)
“35歳以下のミレニアル世代がホテルで何を求めているかというと、SassyでSavvyであると同時に、Cool(すごい)で、Challenging(挑発的)で、Cutting-edge(最先端)なものです。それらをすべてそろえているのが、アロフトです。実際に、マレーシアのクアラルンプールやオーストラリアのパースでのアロフトの成功例を目にしてもらうことで、アロフトの魅力を理解していただきました。”(ハドソン氏)
最先端技術の「モバイルキーシステム」、ルーフトップバーやライブも
アロフト東京銀座は、16階建てで、4室のスイートを含む205室がゲストに提供される。Cutting-edgeな技術として、スマートフォンやスマートウォッチをルームキーとして用いることもできるモバイルキーシステムを採用している。
セミオープンキッチンをコンセプトとする「The WAREHOUSE」では、ビュッフェ形式の朝食、セミビュッフェ形式のランチ、アラカルト形式のディナーが楽しめ、「RE:FUEL」では、テイクアウトできる軽食や飲み物をとることができる。また、旅行中も欠かさず運動をしたいゲストのために、フィットネスセンター「RE:CHARGE」も併設される。
Coolで、Challengingな空間として、最上階のルーフトップバーからはオープンな屋外で銀座の夜景を眺めながらシャンパンやホットドッグを楽しむことができ、アロフトブランドの代名詞ともいえる1階の「W XYZ®バー」では、ライブ演奏プログラム「Live at Aloft」が定期的に行われる。
2Fレストラン「The WAREHOUSE」(イメージ)
ルーフトップバー(イメージ)
1F「W XYZ®バー」(イメージ)
日本らしさが感じられる空間、みゆき族へのオマージュも
“アロフト東京銀座ならではの仕掛けについて話すと、いくら時間があっても足りません。たとえば、建物の正面、昭和通り側の壁面にはLEDライトを設置し、日本の四季に合わせたライトアップを行います。
ホテルに接するみゆき通りでは1964年、自由な考えと独自のファッション文化を持った「みゆき族」が誕生しました。2020年という記念すべき年にオープンするにあたり、彼らへのオマージュをこめ、当時彼らが持ち歩いた茶色の紙袋のイメージが並べられた遊び心満載な壁紙を、部屋に入ってすぐの壁面に飾り付けています。
ホテル内の壁画や彫刻などを含むアートは、日本の若いアーティスト、もしくは日本にゆかりの深い外国人アーティストの作品です。W XYZ®バーでは、日本の才能豊かな新興アーティストにも数多く演奏してもらう予定です。
一歩、ホテルに足を踏み入れた瞬間、「ネオ東京」「ネオ銀座」を感じてもらえる空間になっています。素晴らしくクリエィティブな空間である、Sassyで、Savvyな、アロフト東京銀座をぜひ体験してみてください”(ハドソン氏)
エントランス(イメージ)
1F RE:MIX℠ラウンジ(イメージ)
いままでにない、最も銀座らしいホテルでネオ銀座体験を
複数の価値観を共有する二つの企業の出会いによって、この春、銀座にオープンすることになったアロフト東京銀座。オープンを前に、飯島社長は、こう語る。
“ホテル事業については、手掛けてまだ5年と日が浅く、今後、収益を安定させるために、保有物件を増やすなど多くの課題を抱えてはいるのですが、アロフト東京銀座が今後の飛躍の第一歩となってくれるものと期待しています。いままでの銀座にはない、最も銀座らしいホテルです。いまの東京、いまの銀座、「ネオ東京」「ネオ銀座」をぜひ一度、宿泊して、楽しんでいただきたいですね”